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ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

【レポ】甲州アルプスオートルートチャレンジ その2

2023-11-10 23:14:33 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

レポの続きです。
その2では、上日川峠エイドからレポ再開。


上日川峠エイド ~ すずらんエイド

10:08、上日川エイド(20km地点)を出発。
エイド滞在時間は7分弱。だいぶエイドワークに慣れて長時間滞在することは少なくなってきました。
昔は何か分からないけど20分くらい余裕で経ってましたから進歩です。

小金沢山に向けて登っていきます。4.3㎞で約500mのアップ。
あまり覚えていなけど最初は急登だったように思います。
えっちらおっちら登るもしんどい。半分も行っていないのに早くも疲れが出始めたか。
前半抑えたつもりなのに。こんなはずじゃないって思うものの、どうしようもない。

林道に出て走れそうなところだったけど、ずっと歩き。
こういうところを走れる強さがほしい。

林道が終わりトレイルへ。岩ごろごろゾーン。
急斜面で一見歩きにくそうだけど、足をフラットにおけるので歩きやすいんです。


私の悪い癖で下を向いて歩いちゃうんだけど、最近は姿勢を気にしており目線は前に向けることを意識している。
このときも下を向いてしまっていたんだけど、これはいかんと思って前というか上を向いたんです。
後悔しました。めっちゃ急登。なにこれ? 2度見しちゃった。知らぬが仏って大事ですよね。

急登を登り切るとこんな景色が待ってました。アメとムチ。

この辺りを狼平というのかな。ガスっていてもいい景色。


11:25、小金沢山(標高2014m)に到着。
富士山が見えるはずだけど、ガスっていて何も見えず。
昨年はたくさんの登山客がいたんだけど1人もいませんでした。
3連休の最終日に、わざわざ疲れることはしないのかな。


11::45、牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま、標高1990m)に到着。
昨年のレポでも書いたけど、日本一名前の長い山だそうです。その昔、雁が腹をこすりそうに飛んで行ったことから名前が付いたんですって。

すずらんエイドに向けて下って行きます。3.3kmで約600mのダウン。まずまずの急斜面です。


昨年コケてメガネが損傷しリタイアしたこともあり、下りは慎重になりすぎました。
骨盤ファーストがいいと思っているけど、スピードが出てこわいので、どうしてもブレーキをかけちゃって、遅くなるわ足に負担がかかるわでいいことなし。
何人かのランナーに颯爽と抜かされましたが、下りの上手な人は羨ましい限り。
これまであまり下りを重要視していなかったけど、重点的に下りの勉強をしようと心に誓いました。


時折はっとするような紅葉に出会います。
前を走る女の子たちがキャピキャピ言いながら写真を撮っており、おっさんもつられてパチリ。


急な下りが続いてうんざりする。よく皆さん走り続けられるもんだ。


12:25、すずらんエイドに到着。

屋内のエイドで、なんとなく落ち着きます。

ここでは腰をおろしてゆっくり休憩。
バナナとパンをパクつき、お味噌汁と持参したおにぎりをいただきました。
味噌汁とおにぎりって最高。体に染みわたり元気が出ました。


トイレに行ってリスタートです。
エイド滞在時間は13分でした。


つづく。

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【レポ】甲州アルプスオートルートチャレンジ その1

2023-11-09 20:55:39 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

先日(11/5)に出場してきた、甲州アルプスオートルートチャレンジのレポです。

参加したカテゴリはリリールート(55km)。
去年リタイアしたのでそのリベンジです。(去年の記事はこちら


補給食

まずは持参した補給食。他におにぎり2個も持ちました。いつもながら多めだな。
2回目の出場でエイドの感じは分かっているので、これでも減らしたほうなんです。


そしてこちら(↓)がレース後に余ったもの。
最近 即効性のあるものより、腹持ちのする固形物を食べたい欲求があり、ジェルは10個持って行ったけど消費したのは4個のみ。
もっとおにぎりを持っていきたいところだけど、重たいのがなーと、レース後に奥さんにいったところ、
嫁さん曰く、アルファ米を持って行けばいいんじゃない? エイドに熱湯が用意されているし、という。
それもそうですね。次回もっと長いレースでは検討しようかな。



クレーシャ&オートルートのスタート

今回も早めの会場入り。6時スタートですが3時過ぎには到着していました。
上のカテゴリのクレーシャ(108km)やオートルート(70㎞)のスタート(4時)を見るためです。
長い距離に憧れを持っている私からすると、強くてかっこいい存在なんです。
そういう選手たちの姿を見て来年こそは!と思ったとか思わなかったとか。

ヘッドライトをつけて暗闇に消えていきました。

スタート後の出展ブースはがら~んとしていました。私は特に買うものないのでスルー。



受付と必携品チェック

その後、受付と必携品チェックを受けました。
まだ受付開始されたばかりなので、こちらもがら~んとしておりました。
必携品チェックではレインウェアのシームレステープや、ライトの点灯などしっかりチェックされました。


こちら(↓)は参加賞のTシャツ。かっこいいデザイン。
でもベースが安もんのTシャツなので、肌触りがイマイチなんだ。昨年のも着ていない。
来年はキャップが参加賞の上のカテゴリに出るぞ!と思ったとか思わなかったとか。


家でテーピングをしてきたので、車内で朝食を食べたあとはやることもなく、しばし仮眠。
目が覚めると薄っすら夜が明けかけておりました。



スタート ~ 上日川峠エイド

トイレに行ったあと、スタートの列に並びますが完全に出遅れました。後方からのスタートです。
ただ、渋滞もなく後方からでも問題ありませんでした。


6:00、スタートです。
スタート直後のコースが分かりずらいため、プロデューサーの小川壮太さんが先導してくれます。


スタート会場の公園内をジグザグ。

スタート直後は小高い丘を越えていくんだけど、スタート直後だから登り坂でもみんな走るんです。
登りは歩くものと思っているので「えっ?!」ってなる。

なんとか皆について行って登り坂を越え、下りに入るとこんな景色が待っていました。
ブドウ畑を抜ける小道。眼下に広がる甲州の街並み。その向こうには山々が広がっています。
富士山も写っているんですよ。


ロードに出ました。塩山フルーツラインです。渡辺フルーツ農園まで3㎞ほど進みます。

一般道なので信号があるんですが、2回ほど赤信号につかまりました。
まだ最初だから焦ることはないけど、先に進んだ選手が見えなくなるとやっぱ焦っちゃいます。
その後、少し先に信号が見えたとき、3回目は嫌だぜと思いダッシュ。
ちょうど渡り終えたときに信号が点滅し始めていたので助かりました。ほっ。


渡辺フルーツ農園を過ぎるとトレイルへ入っていきますが、いきなり急登が続きます。
去年はここを源次郎岳まで120%くらいのパワーで登りその後ヘロヘロになったんです。
その反省から今年はしんどくならないくらいに抑えて登ることに。
幸い前の選手もゆっくり目のスピードだったのでずっとついて行きました。

恩若ノ峰を過ぎると少しだけ斜面が緩くなるんですが、前に誰もいな~い!
ちょっと斜度が緩くなると皆走るんだ。皆さん強いなー、ホント。


今年は紅葉が遅いようでオレンジ色や黄色の紅葉がまだ残っていました。
昨年はほぼ茶色一色だったので、おぉ~いいねーなんて思いながら走ってました。


8:33、源次郎岳に到着。
昨年120%のパワーで登って8:23到着だったから10分しか違いません。
やっぱしんどくなるチョイ手前で抑えるのがいいんでしょうね。

富士山が見えました。

”今日一”の富士山なのでズームアップ!


源次郎岳で休憩したいところですが先に進みます。みんな行くんだもんなー。
ここから第一エイドまではざっくり言うと横移動。地図にすると横移動に見えても、実際はアップダウンの連続です。
でもここを走ると時間を短縮できるというので少し頑張りました。

今年はこの辺り(源次郎岳~上日川峠)の紅葉が一番きれいでした。

登って下っての繰り返し。


林道に出たところで景色が開けました。雲が多くなってきましたが、ギリ富士山を確認できます。
辛さを忘れるため、何回も富士山を見てました。みんな黙々と歩くなかキョロキョロしているのは私だけ。
こうなったらみんなを富士山に気付かせるぞ!と何回も振り返っていると一人引っ掛かりました。笑

お腹が空いてきたのでここで本日のおやつを投入。八つ時じゃないけど。
先日長野県のアンテナショップでゲットした「くるみゆべし」です。
もち米で作られていてカロリーもあるんです。美味しゅうございました。





10:00、第一エイドの「上日川峠エイド」に到着。
バナナ、パンを補給。バナナは丸々1本の提供でした。コロナ対策かな。
その後、水分を補給しようとクエン酸ドリンクを探すも見当たりません。
スタッフさんに聞くと、売り切れたとのこと。オーマイガー!
全エイドでクエン酸ドリンクがあるというので、メダリストの粉を少なめにしていたのでちょっと焦ります。
もし全エイドで売り切れていたらやばいよ。まぁ売り切れはここだけでしたので事なきを得ましたが、
こういうことがあるとやっぱり多めに持たないとナー思っちゃいます。




長くなってきたので一旦区切ります。



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甲州アルプスオートルートチャレンジに出場してきました!

2023-11-06 18:48:22 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

昨日、山梨県甲州市で開催された甲州アルプスオートルートチャレンジに出場してきました。

108㎞/70km/55km/36kmのカテゴリがあり、私は55㎞のカテゴリ(リリールートチャレンジ)に参加。
直近の2レースで80km級のレースを完走しているので、55㎞なんて余裕っしょ!なんて思っていましたが、
そうは簡単にいきませんね。(^▽^;)

なんとか完走できたものの、後半はバテバテでゾンビ状態。ゴール後はぐったりしてしばらく動けませんでした。

写真手前のお兄さんではなく、ゴールテープを切る瞬間のおっさんが私です。


今年は紅葉が遅かったようで、立ち止まって見とれるような鮮やかな紅葉が何か所かで見られました。


ゾンビになったけど、
甲州アルプス最高!

関係者の皆さん、一緒に走った選手達、ありがとうございました。
レポはまた後日。


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【レポ】2023 ジャングルぐるぐるMAX 80km ~ その2

2023-10-29 13:23:06 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

ジャングルぐるぐるMAX(80km)のレースレポ、その2です。
その2は、1周目の八徳自治会エイド(27㎞地点)からレポ再開です。
 ちなみに八徳って ”やっとこ” と読むそうですよ!

17:40、ライトのチェックを受けてエイドを出発。

山の中に入るとすっかり暗くなってました。
GoProは暗いところの撮影に弱いので撮影はほとんどなし。
撮ってもこんな(↓)写真しか撮れませんからね。

写真がないとほとんど思い出せない。辛かったとしか。。。
1周目の後半でこんな疲弊していて大丈夫だろうかとか、
2周目は雨になる予報だったので、「この粘土質のトレイルは雨が降ると滑りやすそうだなー」とか考えていたな。

顔振峠の売店では、夜でも自動販売機を利用できるようシャッターを開けておいてくれていました。感謝。
でもエイドを出たばかりなので水分は十分足りているのでした。

諏訪神社を過ぎて下りになるところからの区間は、今年の4月に参加した奥武蔵もろやまトレイルランで
一度走っているコースで(その時の記事はこちら)、今回とは逆向きだけどなんだか見覚えがあるような感じがしました。

19:56、桂木観音展望台を通過。たしか夜景がキレイだったような。

1周目の最後、会場のオーパークおごせ近くまで戻ってくると、
キャンプ場になっているため、BBQでお肉を焼いている匂いが漂ってくるんです。
いいなーと思いながら通過したのを覚えている。

そんなこともあって会場近くまで戻ってきているんだけど、なかなか会場に到着しないのには困惑した。
そういえば会場を通り越してから戻ってくるようなコースだったのを思い出し、意気消沈。

やっとこさ会場に戻ってきたところ、嫁さんが迎えてくれました。感謝。



20:30、会場に到着。1周目(40km)終了。8時間半かかりました。もう終わった感があるけどようやく半分です。
スタッフの方に「2周目、行きますよね?!」と聞かれ、心の準備が出来ていなかったけどとりあえず「はい」と答えた。

この時間帯、会場ではカレーライスの提供があるはずなんだけど、売り切れていました。がーーーん。
腹持ちの良いごはん系を食べたかったのでかなりショック。代わりにぜんざいが提供されていましたがちょっと違うんだよなぁ。
後日、他の参加者のレポートを見ていたら、「カレー美味しかったです」とか「美味しくっておかわりしましたー!」とか、
「3杯も食べました!!」とか書かれているのを見て、「おいおい残しておいてくれよ」と思いましたとさ。
早い者勝ち?なんだろうけど、2時間も前にスタートしている40㎞の選手には勝てないよ。

しかも事前に食券が配布されていた(早い者勝ちではない)ロールキャベツ丼の提供時間は22時~で1時間半も待てない。
しかもそれが朝4時で提供終了するって、今すぐ2周目をスタートしたって7時間半で戻ってこないとありつけない。。。
1周目で8時間半かかってるんですけどーーー。この時間設定だと80㎞の選手の8割は食べられないんじゃないかな。

食べ物のうらみは恐ろしいんだぞぉ~ 


ちなみにゴール後、4時を大きく過ぎていましたがロールキャベツ丼にありつけました。ほっ。


テントに戻り、2周目の準備です。

食料を補充し、ライトのバッテリーを交換。
夜は寒くなり雨も降ってくる予報でしたので、半袖シャツから長袖に着替えたんだけど、
ゼッケンを付けかえなきゃいけないことに気付き、面倒なので再び同じ半袖シャツに戻しました。(^▽^;)
アームカバーをクール系からウォーム系に変更すれば問題ないと判断。
あと下はハーフタイツからフル?のタイツに着替えました。
サクッと書いているけど、テント内で腰を据えてまったりしているから30分くらいかかっているのだ。

その後、テント内に持ち込んでいた荷物を車に移動させておきました。
ゴールする翌朝は雨だろうから、テントだけを撤収すればいいようにね。

そうそう、テントを出る際、隣のテントの選手が戻ってきたんだけど、なんだか様子が変。
ザックを背負ってないし、さっぱりしているーー!!お風呂に入ってきたそう。
聞くともうリタイアしたんだって。「2周目行くの? すごいね!」と言われたけど、
お風呂に入ってきたということは私より1時間近く早く到着しているのにもったいないなー。
これから雨が降ってくることを考えるとリタイアも理解できるけど、
結果論だけど雨降ってても全然大丈夫でした。


21:30、2周目、スタートです。

ちょうど同じタイミングでリスタートする女性ランナーさんがいらして、
暗いトレイルは怖いので一緒に行ってほしいということで一緒に行くことに。

いろいろ話を聞いていると、1週間前のハセツネにも出走していたそうでびっくり。私より断然強い。
一応前を引っ張る形で進んでいたんだけど、遅いのは申し訳ねぇ~と思い、ちょっとだけペースアップ。
おかげでいい緊張感をもって、一定ペースで進むことが出来ました。
大高取山を越えた下り区間で選手の集団に追いつきお役御免。

小学校を越えた先にある商店の自動販売機で再びドリンクを購入。
今回はアクエリアスを買ったんだけど、なんだかすごい甘ったるく感じた。
ドリンクを買っている間に、さっきまでたくさんいた選手たちが見当たりません。
みなさん走っているのね。強いわ。

ちょうどその頃(23:30ごろだったかな)に雨が降り出してきたので、上だけレインウェアを着ました。
予報では1時くらいから降り出す予報だったのでだいぶ早まった感じ。

トレイルに入って3人組の選手に追いつき追い越したんだけど、前を行く女性ランナーさん(2周目スタート時の方とは別の方)が、
急に立ち止まり「道あってますかね?!」という。コース上のマーキングが少なく不安になったそう。
ずっと一本道だったし、ヤマレコの警告も鳴ってないし間違ってはいないはず。
ということでしばし前を走って進んだところマーキングがありました。ほっ。

その後、上谷の大クス辺りまで前を走っていたんだけど、前を走るとやっぱ緊張感があって
一定のペースで進むことが出来ました。体力に応じた、残距離を考慮したペースってのが大事なのはもちろんですが、
前に出て走るってのもいいもんですね。


0:24、お腹の調子が悪く上谷の大クス近くのトイレにピットイン。
これまでレース中にお腹が痛くなることはなかったので先が思いやられるが、
とりあえずすっきりしたので前に進む。進むしかないのだ。
この大会、リタイアしても自力で会場まで戻ってこなきゃいけないのです。
エイドでリタイアしたとしてもそれは同じ。だから途中でリタイアする気持ちにはならない。
ちなみにコース途中の誘導員は1人もいません(マーキングはある)。
いずれも低予算で運営するためだと思うけど、全然不安はなかったしそれでいいと思う。

氷川を渡ったあとの林道を歩いているところで雨脚が強くなり、下半身にも雨がかかるようになってきた。
気温が下がってきたこともあり、レインウェアのパンツも装着。

そのあとの1時間で400mくらい登る区間はあまり記憶にないなぁ。
2周目はなんとなく既視感があるから短く感じた気がするけど、実際は1周目より時間かかっているんだけどね。

2:56、飯盛山に到着。今回のコース中で一番高い山。

関八州見晴台の辺りで再びお腹の調子が。。。
幸いなことに少し先の高山不動尊にトイレがある。そこまでの我慢。
疲れていたけど、ちょっとだけペースアップできた。火事場のクソ力ってやつだろうか。

3:40、高山不動尊に到着。ふぅ~間に合ったぜ。


高山不動尊から八徳自治会エイドまではすぐの距離で舗装路で行けると勘違いしていて、
エイド!エイド!とウキウキで歩いていたんだけど、
再びトレイルへ入るコースマーキングを見つけ、勘違いしていたことに気付いた。
もう絶望しかありませんでした。


4:21、八徳自治会エイド(67㎞)に到着。
こんな時間なのに暖かく迎え入れてくれて感謝しかありません。

みそ汁とおにぎり、フルーツポンチを頂きました。
あと少し寒かったので、温かい飲み物(昆布茶と紅茶オレ)も頂きました。
ポットに熱湯が用意されており、スティックタイプのコーヒー、紅茶などが飲めるようになっているのです。ホントありがたいです。

ライトのバッテリーを交換して再スタート。
あと13㎞だ。気合を入れてスタートしたものの、さっき食べたからか急に眠気が襲ってきた。
食べたらすぐ眠くなるタイプなのです。それに一晩中というか昨日起きてから24時間近く経過してるんだもん、そりゃ眠たくなるわ。
トレランっておかしな競技だなぁと改めて思った。

その後30分くらいで眠気は収まりました。ほっ。

顔振峠あたりだったか、女性ランナーさんが足をさすっていたので大丈夫ですか?と声をかけたところ、
胃腸トラブルで辛いという。足とちゃうんか~い。
胃腸トラブルになると食べれないからエネルギー不足で動けなくなるんだよね。
私に何かできることはないかと考えたけど、いっぱい持ってるジェルをあげるしか思いつかない。
あげたところで食べられないだろうし。何も出来ないことに歯がゆさを感じていたところ、
再びその女性が走り出した。しかも結構なスピードで。後ろ姿を追いつつその走りを見ていたんだけど、
結構上下動のある走りをされており、それが原因で胃が揺さぶられているんだろうなと推測。
そんなこと今 言っても仕方なく、ただただ頑張ってねと心の中で念ずるほかありませんでした。

辛い中でも頑張ってるその女性の姿を見て、私もスイッチが入りました。
走れるところは走ったし、登りもそこそこ頑張りました。
おかげで八徳自治会エイドからゴールまでの区間順位は20位くらいでした(完走者72名)。


夜が明けてきて動画撮影を再開。
ナイトトレイルの経験はあったけど、一晩中走って歩き続けたのは今回が初めだったのでちょっと感動。


獅子が滝を越えてトレイルに入っていくところ。

この鎖場、結構な段差がある。普段鎖を頼らない私でもここは鎖の力を借りました。
2周目にもなると腕の力も残ってないのでちょっと四苦八苦したよ。

だんだんと終わりが近づいている感じで、安堵と寂しさが交錯。

桂木観音展望台を越え、会場のあるオーパークへと続く、最後のトレイルへ入る。

ゆず畑を抜けていきます。越生はゆずの栽培が盛んだそう。


ラストスパートする体力・気力とも残っていたんだけど、トレイルがほぼほぼ水たまりで走れない。

帰ってまいりました!

7:44、無事にゴール!!!


ゴール後、おかゆ入りの豚汁などを頂きました。

ロールキャベツ丼。提供時間(22:00~4:00)を過ぎていましたが、頂けました。感謝。

完走賞を受け取り、スタッフの皆さんにお礼を言って会場を後にしました。
雨の中、テントの撤収。キレイにたたむことはせず、ごっそり大きなビニール袋に詰め込んで撤収。



参加賞でオーパークおごせの入浴施設利用券をもらっていましたが、10時開館なんですよね。
テント撤収後でも1時間近く待たないといけません。ということでお風呂は諦めて帰ってきました。


レース前は、エイドまでの距離が27㎞と長いなぁとか、周回コースは苦手かもとか、雨降るの嫌だなぁとかマイナス面ばかり考えていましたが、
結果的には楽しい大会だったなぁ。また来年も出場したいなと思える大会でした。
エイドまでの距離は自分で対策できるし、周回コースは普段試走しないので1周目が試走になった感じで良かった。
雨は覚悟さえ決めてしまえば全然気になりませんでした。

あとは、主催者のSUP(彩の国ウルトラプロジェクト)さんのホスピタリティ最高!
地元の八徳自治会の皆さんの協力・応援が最高!!(←これとっても嬉しい)
一緒に走った選手の皆さんも気さくな方ばっかりで最高!


やっぱトレランっていいね!



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【レポ】2023 ジャングルぐるぐるMAX 80km ~ その1

2023-10-28 17:11:15 | トレラン
いつも見に来てくれてありがとうございます。

ジャングルぐるぐるMAX(80km)のレースレポです。
といってもかれこれ2週間近く経過してだいぶ忘れちゃってます。
写真を見返してこの登り辛かったなぁ、ここも辛かったなぁ、ここも。。。
基本的に辛い場所になると撮影したりするので「辛かったです」という感想ばかり。
ということで、写真だけでもささーっと見ていって頂ければ幸いです。


まずは持ち物。
埼玉県の里山とはいえ10月中旬で特に夜は寒くなる予報だったのでフリースを持参。
後いつもと違うのはソフトフラスク500mlを4個も持ちました! というのも最初のエイドまでの距離が
27㎞と長く水切れの心配があるので水は2リットル必要と判断。ずっしり重かったですがその判断は正しかったです。


食料はいつも通り多め。これとは別にコンビニのおにぎりも3個持っていきました。
ただ、今回は周回コースなので2周目の分はテントに置いておけるので少しは軽くなったかな。

ちなみにこちら(↓)はレース後に余った食料。だいぶ余りました。
今回も1時間に1回は補給するようにしていたので、エネルギー切れになることはなかったです。
いつも疲労回復に信頼のおいているアミノバイタルと塩熱サプリは1つも消費しませんでした。
腹持ちのするおにぎりが良かったのかなと自分的には思ってます。


こちらがパッキングした荷物。パンパンです。ソフトフラスク500ml × 4はやっぱり重い。。。


80kmの部はスタートが12:00と遅く、しかも近場の埼玉県が会場といことで自宅を8時前に出発。
いつものように深夜出発でないので楽でええわぁ~なんて思っていると、関越自動車道が渋滞しておりました。
ちょっと焦ったけど、かなり余裕あるし、渋滞の距離も減少方向だったので予定通り三芳SAで朝食を食べました。
教訓:朝の通勤時間帯は渋滞するyo! ←休日だった。
教訓:休日の7時~9時は渋滞するyo!

10時過ぎに会場に到着。受付後にテントを張りました!
トレラン会場とは思えない光景ですよね。

当初は80㎞の部ではテントは不要だよなーと思ってましたが、実際のところ不要でした。
ただ、大会が終わった今は、テントが必須でもいいんじゃない?!と思ってます。
この光景を見たらテンション上がるし、タイムを狙わないという前提だけど、
テントでまったりする時間があったことで、タイムへの焦りやプレッシャーがなくなり、
2周目はトレイルを楽しめる気持ちになりました。


スタート時間が迫ってきたのでスタート会場へ移動。
ちなみにスタート会場は「翔んで埼玉」の撮影場所だったようです。関所って。


ブリーフィングのあと選手宣誓。
1、2、3、ダァーーー!の掛け声で気分を盛り上げていただきました。


12:00スタートです。
前の方に並んでしまい速い選手たちに中に紛れ込みそうになるも、ここは私の入る場所じゃないと察知し、列を外れて後方へ。
同じように後ずさりしている人達が何人かいらして、階段を駆け上っていく先頭の選手らを見て、
「キャー、走っているー!」と驚いてました。まったくの同感です。あんな中に入ると殺されちゃう。

スタートエリアに奥さんは入れないので、コースの少し進んだところで応援してくれました。感謝。

まぁまぁアップダウンがあるんだけど、シングルトラックなので遅れないよう前の選手についてきます。



この石(↓)を白石様というらしい。なんじゃらほいだね!
みんなスルーしていったけど興味があったので説明を読んでみた。石灰岩の露頭している場所なんだそうです。

前方に選手が密集しているなと思ったら、その先に急登が待ち受けていました。こういうの見たくない。嫌になっちゃう。

急登を登り終わるとみんないなくなってた。平らな場所になると走って行くんだよね。トレランあるある。

大高取山に到着。ここもほとんどの選手がスルーしてて、自分的にはえっ?!って感じ。
景色のいいところで写真スポットじゃんね。みんなレース中に写真を撮るってことしないのかな。

大高取山からの下りはまだまだ前後に選手がいて、みんなで一緒に下る感じ。
1人めっちゃ速いスピードで下っていく選手がいて、別のカテゴリーの選手かなと思ったけど同じ80㎞の選手だった。
下りのテクニックがすごすぎる。どんな足さばきをしているんだろう。でもその選手、あとあとバテてました。
下りだけどパワー使っちゃった?


一旦住宅街に出ました。住宅街になるとマーキングがほとんどなく、あれっ?どっち行けばいいんだろうと迷うところもありましたが、
事前にGoogleのストリートビューで予習していたのでなんとか進めました。

小学校とその先の商店に自動販売機があるんだけど、水の減り具合を確認すると結構消費しており、
次のエイドまでぎりぎりもつかどうかって感じ。自分は水切れになるとパフォーマンスが一気に落ちちゃうので、
念には念をということでドリンクを購入しました。350mlのりんごジュース。
いつも持っているミネラルタブレットの入った水にりんごジュースを追加投入したんだけど、美味しかった。マジで。
いい気分転換になりました。


再びトレイルへ。


途中で立ち止まってしまうほどの急登。上を見ちゃダメ!

雨乞山までの登り区間は結構頑張って、まぁまぁの距離を集団の先頭で引っ張りました!
前回の上州武尊山スカイビューのレースでは選手の後ろについて走るばっかりで、たまには先頭に出て引っ張らなきゃならんよなーと思っていたので、
今回は意識的に先頭に出てみました。遅いと迷惑をかけちゃうので(抜いてもらえばいいだけなんだけどね)
1割り増しくらいのパワーを使って進んだかな。あと、いつも一定のペースで走れない私ですが、
不思議と一定のペースで進めました。

その後、前方の集団に追いついてほっとひと安心。


上谷の大クスあたりで一旦舗装路へ。
この辺り(↓)は登りなんですけど、ミドリのパンツの選手がすすすーーーっと進んでいくんです。すごいね。無駄のない走り。
最近登りも少しは走れるようになってきてご満悦だったけどスピードが出ないのが悩みでしたが、
この走りを見てヒントをもらえた気がしました。上下運動は抑えて前へ。ピッチを速く。かな。

上谷の大クスを越えた辺りにある公衆トイレ。利用させてもらいましたがキレイでした。

ちょっと疲れが出てきて中弛みしていたところですが、赤いリュックの選手についていくことでなんとか凌ぎました。


氷川を渡る橋。

夏場だったらドボンしたくなりそう。

今回のレース、熊鈴禁止なんですけどーーー!


氷川を過ぎると1時間くらい登り区間となる。3.5㎞の距離で400mくらいアップする。

えげつない急登。目の前に地面があり、「何やってるんだろ」と笑っちゃいました。




なんとか登り切り、次は関八州見晴台を目指します。


16:43、関八州見晴台に到着。

景色を見ている余裕なんてないけど、ベンチに座っちゃった。うん、いい景色。2周目に来るときは真っ暗だろうから今のうちに見ておかないとね。
そうだ、こうやって休憩しているときに靴の中に入った小石を取り除こう!と思い立ち、シューズを脱いだら気持ちいいのな。


靴の中の小石を取り除いたことで快適になった。これまでレース中に靴を脱ぐことはなかったけど、
この快適さが病みつきになり、このレース中は小石が入ったらすぐに靴を脱いで取り除きました。5,6回は脱いだかな。


高山不動尊を過ぎたところにある水場。

蛇口をひねると水がドバーーーと出てきた。山の水だろうか。夏場だったら頭からかぶってるだろうな。
エイドが2㎞くらい先にあるので補給もせずに進みました。

山の中はだんだんと暗くなってきたのでライトを点灯。

登山道を塞いでいる岩。1,2週間くらい前に崩れ落ちてきたそうで、八徳自治会の方々が岩を砕いて通れるようにしてくれたんだそう。感謝、感謝です。

エイドのある八徳自治会へ。


レースに協力、応援してくれている八徳自治会のみなさん。心よりありがとうございます!


17:25、八徳自治会エイドに到着。(大会フェイスブックで公開されていた写真を引用)



ホスピタリティ溢れるスタッフさん達にほっこり。
向こうから「温かいのありますよー」とかどんどん勧めてくれるんです。ありがたい。

水餃子とフルーツポンチを頂きました。

サプライズメニューとして焼き鳥もありますよー!と進めていただき頂きました。



又来たくなるエイド。
2周目もあるのでこのエイドを心の支えに進めそうだ。




長くなってきたので一旦区切ります。


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