さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

君住む街へ~Kazumasa Oda Tour2016

2016-09-08 | 映画ほか芸術鑑賞記
小田 和正さんのコンサートツアー2016へ出かけた。
大阪城ホール。

おなじ駅から行ける、いずみホールへ行くことの方が多く、
大阪城ホールにはほとんど行ったことがない。
やっと2回目くらいだろうか。
看護学生時代に、サザンのコンサートへ行って以来だと思う。

そして今、
クラシック以外のコンサートへ出かけるのは
本当にひさしぶり。
職場の人がチケットをとってくれたのだ。

あっ、忘れていた。
知る人ぞ知る「ちゃらんぽらんたん」のライブに
出かけたのはつい最近の6月だったっけ。

これからさらにブレイクするにちがいない
チャラン・ポ・ランタン とは、
アコーディオン弾きのお姉ちゃん・小春と
七色の歌声を持つ妹・ももちゃんの姉妹ユニットだが、
彼女たちについては機会があるときにまた書くとして、
今回は小田さんよ小田さん♪

わたしは中学の頃から、
当時オフコースだった小田さんがすきだった。
つくる歌も、声も、語る言葉も。

初めて知ったのは、
ラジオから流れてきた「愛を止めないで」。

「東京ラブストーリー」よりも、
「I LOVE YOU」よりも、
「さよなら」よりももっと前で、1970年代だったと思う。

でも、ヒットした「愛を止めないで」よりも
「愛の唄」
という曲がすきだった当時を思い出す。

高校時代、
おなじくオフコースファンだった友人たちに連れて行ってもらったコンサートは
たしかフェスティバルホールだった。
もう、30年ほども前になるのだろうか。

時の流れのなかで、どうしようもなく変わりゆくものたち。
そのなかにも、確かに変わらないものがあると感じさせてくれた。
学生時代の友人たちと会ったときにも、おなじような思いをいだくことがある。

なんというか、
普遍的な「愛」を感じるコンサートだった。

自分もまわりも変化していくなかで、
いつも変わりなくある、
家族や友人や恋びと、うまれくる未来の子たち、
生まれ育った街、国、そしてこの星への思い。
それらへの思いを、愛と呼んでいいのなら
はずかしがらずに、そう言おう。
そしてひとの思い…愛もまた成長したり、かたちを変えていったりする。

小田さんは、あのころよりももっともっと素敵だった。

ささやかな自分の日常を毎日ていねいに、
自分のそばにいるひとたちをたいせつに生きていこう。

あらためて、
それがだいじなことなんだと感じさせてくれた
小田さんのステージだった。




追記:

アンコールが3回も。
そんなことが本当にあるんだって、はじめて知った。
しかも、最初のアンコールで3曲も歌ってくれたあとに。

楽団の人たち
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ドラムス、キーボード、ベース、ギターという編成)
とともに、
「ありがとう、楽しかったよ」
の思いをうたにして、アカペラで歌ってくれたのも、すごくよかった。

楽器を演奏するひとたちが
「でも、歌はへただよ。うたえないよ~」
と言われるのをきくことが多かったので、
なあんだ、ぜんぜんそんなことないじゃん~と思ったくらい。

そして最後、今回のアンコールの、
ほんとうの最後の曲に
「夏の終わり」
を歌ってくれたのが、最高にうれしかった。

今回この曲はうたわないのかな…
アンコールをリクエストできるなら、この曲だわ!
とひそかに思っていたので。

実際リクエストなんてできないのだけど、
遠いあのころからだいすきだったこの曲を
最後に歌ってくれてありがとう、小田さん。

そして
こんなたわいのないひとりごとを読んでくださったみなさん、
ありがとう。





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2 コメント

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信じられない歌声 (Darth Yumi)
2016-09-08 23:14:52
さくらさん、お邪魔しますっ、うらやまし~!!(笑)
小田和正さんのライブのお話をありがとうございます♪
私は「ファン」というには不足な聴き方しかしてないんですけど。
小田さんの歌声はちょっと別格、神聖視しとります(笑)
つぶさにレポートしてくださってありがとうございました~☆
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Darth Yumiさんへ (さくら)
2016-09-09 00:42:48
信じられない歌声、ほんとにそうだと思います。
もう40年以上も歌いつづけて変わらない、
得がたい歌声ですね。
CDやレコード(古っ!)などの音源を通して聴く以上に、
血のかよったなまの声は澄んでいてなおあたたかかったです。
Yumiさんもいつかぜひ全国ツアーで体感してください♪
演奏も演出も進行も、きっとすごくこだわって仕上げたのにちがいなく、
洗練されていながらそれを自然体と感じさせる、
とても質のたかいものでした。

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