さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

処暑・天地始めて粛し

2019-08-28 | 今月のことば
暑い暑いとあえぎながら、
夏の日々を過ごしてきましたが、もう8月も終わりですね。

今の時期は、
旧暦の七十二候では、処暑(しょしょ)の次候、
「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」。

処暑とは、暑さが少しやわらぐころのこと。

「天地始めて粛し」は、
新暦では、およそ8月28日~9月1日ごろで、
夏の気が落ち着き、万物があらたまる時期とされているそうです。

たしかに、風はいつのまにか秋の気配。

7月にあった、歌の本番ふたつを終えたらすぐ8月になり、
毎日暑さでへばりそうになりながら、仕事に出かけていました。

5日間のお盆休みは、カゼぎみだったこともあり、
実家の母と一緒に迎え盆をした1日以外は、ほとんど家でおこもり。
台風の動きが心配な今年のお盆でしたから、
移動の予定もなかったのは、かえってさいわいだったかも知れません。
夫はお盆休みもなく毎日仕事でしたが…

夏の疲れが出やすい時期ですが、
暑さ真っ盛りにくらべれば、はるかにありがたい。
日々のことを、元気にぼちぼちとやっていけたら
それだけでいいかな。
気になるあれこれが、なかなか片づいていかないこのごろでは、
最低限のところで自分をゆるしてやるほかはなくて。

8月ももう終わりに近いですが、
ご近所のお寺さんの、今月のことばです。


 

日々のあたりまえのことを、毎日ていねいに、
こころを込めておこなっていきたいものですね。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏至・半夏生ず | トップ | 2019・夏の終わりの尾瀬 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今月のことば」カテゴリの最新記事