さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

今月のことば

2022-02-08 | 今月のことば
立春を迎えてからの寒さが、ことのほかこたえますね。

ご近所のお寺さんの、おなじみ今月のことばです。


 

なるほど…と思わせられます。
生きる意味。生かされる意味。

思春期~20代、30代の頃には、
なんだか深刻に考え込み、
勝手に重いものを抱え込んでいたような気がします。
この世に生まれてきたからには、
何かをなし得ないといけないとか、
役に立つ存在でいないといけないとか…。

よく知られている、有名な人というのはひと握りの数の存在で、
同じようなことができなければいけないなんて
つい考えてしまいがちですが、
かえりみる自分はといえば、
そんな大きなことはできない、平凡な存在。
平凡、とはいっても、
数多くの平凡な人はその人なりに、個性や才能、得手不得手もあるわけですが。

私自身は、世に出るような個性も才能もなく、
世のため人のため、
などと大それたことは、考えることも実行することも難しいですが、
自分の身近な家族や友人、仕事仲間や趣味の仲間とともに在りながら
その中でささやかでも自分のできること、
役目や役割のようなものをできる範囲で果たしていけばいいのかな
と、いつからか思うようになりました。

支えたり、支えられたりしながら、
自分の手の届く範囲に、
すこしでも明るさを添えられたらいいな、と。

しあわせになること、
しあわせであることに気づくことも、
生まれてきた意味、生きる意味であると思います。

おいしいごはんを食べること、
おいしいお酒を味わうこと、
いい景色をみること、
いい音を聴くこと。
たのしいと感じる時間を過ごすこと、
ささやかでも、自分の仕事や役目を果たすこと、
ときには、乗り越えるべき試練もあって、
それをクリアしていくこと。
そこに、一緒にいる存在があること。。。

私にとっては、
これらはみんな、生きる意味、生かされる意味であるといえます。

けれども、
こんなことを書きながら、
生まれてからずっと、
あたりまえのように愛し愛される家族…
親の存在や環境に恵まれないまま
生きてこざるをえなかったこどもたち、
そのままおとなになってしまう人、
まして虐待でいのちを落とす子のことをおもうと、
生きる意味など知るものか、
と思ってしまう人がいることも、
否定できない自分がいます。


 生きる意味まずはおなかを満たしたい さくら




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立春・東風凍を解く~恵方巻 | トップ | 立春・黄鶯睍睆く~歌のレッスン »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さくらさんは大きな存在! (Darth Yumi)
2022-02-10 01:01:09
さくらさんと出会えてよかったな!!と思っている人は、無茶苦茶多いと思うんです。
もちろん、りんちゃんもその代表だあ~♪
どちらかといえば小柄なかただけど、その存在の大きさが・心の温かさが、でっかいんです。
うまく言えないけど・・・お邪魔しましたっ
返信する
Darth Yumiさんへ (さくら)
2022-02-10 18:57:43
そ、そんなもったいないお言葉をいただき恐縮です。
テレまくりです;
ご縁あって出会えたひとに、
出会えてよかったと思ってもらえたら、
それこそ生かされている意味を実感できそう。
ありがとうございます^^

飼い主は、薬をのませたり点滴をするのに針を刺したり、
りんに難行苦行を強いる毎日なので、
嫌われはしないかとハラハラものです(:_;)
返信する

コメントを投稿

今月のことば」カテゴリの最新記事