さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

立夏・蛙始めて鳴く~お留守番のGW

2023-05-06 | たわごと・できごと
新暦の、およそ5月5日~9日ごろの今の時期は
旧暦では立夏の初候、
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」
です。

ひとつとばしてしまったのは
穀雨の末候、
「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」
…牡丹の花が咲きだすころ
でした。

立夏とは、
次第に夏めいてくるころのこと。
気持ちいい五月晴れの季節です。

蛙始めて鳴く とは、
野原や田んぼで、蛙が鳴きはじめるころ。
オスの蛙が、メスの蛙を恋しがって鳴く声だとか。

温暖化の影響なのか、
今年は桜や藤の花も、通常の季節よりひと月ほど早い気がします。
裏地のついていない1枚仕立ての着物・単衣は、
本来6月と9月に着るものですが、
お茶席など正式な場でなければ、暑さ寒さによって
4月ごろから、盛夏には浴衣や夏着物を経て、
10月ごろまで着るようになってきました。

たびたび袖を通すわけではない着物。
暑くなる時期が早くて、
この春に着たかった袷のいくつかは着られないままでした。
また来年のお楽しみです。

昨年もそうでしたが、GW中は出張で不在の夫。
今年もりんとお留守番しています。

おうちでまったりお茶とか。

 

九谷焼の可愛らしい急須はアンティーク。
ちょうどカップ1杯分のお茶が入ります。
ソーサー付きのカップは古伊万里で、
もとは実家の母が使っていたティーカップ。
取っ手が取れてしまったので、やすりをかけてお湯呑みとして使っています。


 

冷える夜は、燗酒でまったりするとか。
(なんだか、昼も夜もまったりしているみたい??)
銅製の小さなやかんにぴったり納まってくれたお銚子。
半分しか浸からないけど^^;

 

ホントは「ひやべ~ぬくべ~」という、
燗酒にもできるし冷やすこともできるコンビの器ですが、
ふちがあちこち欠けてしまったので、
お銚子を浸からせる器の方は、花器にでもしようかなと思案中。
(捨てないの??)

こんなふうに、なかなか捨てられないから
モノが減らなくて困るのですが。。。
気がすむまで、好きなモノと一緒に暮らします。


 宿題の断捨離はまだあとまわし さくら



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2 コメント

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Darth Yumiさんへ (さくら)
2023-05-08 09:37:51
降り続いた雨が、ようやく上がりました。
GW、Yumiさんはいかがでしたか。
動物たちの棲みかが、どんどん狭まってきているのでしょうね。
便利さとは裏腹に、人も動物も暮らしにくくなっているような;;

銅のやかん、うずら?みたいな鳥と何か植物の浮き彫りが3か所にあって、
どれも少しずつ違う柄なのです。ひとめぼれしちゃいまして。。。
夫も予定通りなら明日帰宅するので、長いお留守番を無事終えられそうでホッとしているところです。
りんは、体調の心配やら粗相やら、毎日日替わりでハラハラさせられますが、
まずまず元気に、いいコでいてくれました♪
いつもありがとうございます!^^
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骨董拝見、有難うございます♪ (Darth Yumi)
2023-05-07 21:04:34
さくらさん、お邪魔いたします。
近年では車で少し走らないとカエルさんの声が聴けません。
いろんな種類の鳴き声を聴くのは楽しいですね♪
きょうは骨董のお宝を拝見、ありがたいです☆
背の高い銅の薬缶、浮彫りの模様は何でしょうね?
こういう謎がまた楽しくて(笑)
お留守番の日々、りんちゃんはおりこうだったみたいですね。
えらいぞ~、りんちゃん!
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