新暦の、およそ8月23日~27日ごろの今の時期は、
旧暦で処暑の初候、
「綿柎開く(わたのはなしべひらく)」
です。
処暑とは、
暑さが少しやわらぐころのこと。
朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂いはじめます。
しかし、しかーし。。。
期待するほどには、まだ涼しくなってくれませんね。
ふーふー言いながら出勤&帰宅しています^^;
綿柎開く とは、
綿の実を包む柎(しべ)=がくが開くころ。
7~9月にかけて黄色い花を咲かせ、実をつける綿。
その実がはじけたら、白い綿毛が顔をのぞかせます。
糸や木綿は、この綿毛を集めて紡いで作られたもの。
ふだんの生活で、いつもお世話になっている
「綿」(わた→めん)なのですね。
先日、おけいこ→コンサートにおでかけ で着た着物が、
帰宅後洗濯したらえらいことに;;
本来なら、小千谷縮は家で洗濯してOKのはずなのですが
どんだけ~!というくらい縮んでしまい、
さらにはあちこち綻びまで。
着物が、
あいたたた~;;
と泣いたかも知れません(>_<)
で、今入院中です。
なんとか元の姿に戻って帰ってきてくれるといいのですが。
9月のおでかけで着るには無理かも知れないので、
別の着物と、合わせる帯や小物を考え直さなくては。。。
ということで、
この宮古上布の着物でおけいこを始めることにしました。
本来は、7・8月の盛夏にしか着ないものらしいです。
合わせる帯は、これも自然布ならもっと素敵なのでしょうけど、
今回は手持ちのものの中から。
しばらく前におけいこして、
長さやら二重太鼓やら、大きすぎるお太鼓やら柄合わせやら、
いろいろな難題に苦戦した帯ですが。。。
(お気に入りなのに!)
母のふるさと、沖縄・宮古島でつくられた宮古上布。
上布とは、苧麻(チョマ)や大麻を手で紡ぎ、平織りにした上質の麻布で、
上納のための布 という意味でした。
越後上布や能登上布、近江上布、薩摩上布などがよく知られています。
沖縄の八重山上布や、この宮古上布は薩摩上布に含まれるようです。
どれもそれぞれにいい味わいがあり、
見ているだけでも満たされる思いがします。
各地の手作業の伝統工芸は、どんなものも、
このさき長く受け継がれていってほしいですが
先々、もう作れなくなるものも出てくるでしょう。
いつか自分の気に入った1着の上布を、できれば沖縄のものを
着られたらいいなという憧れがありました。
この宮古上布は、小柄な人に限られるサイズだったこともあり
良心的な商いをされるおかみさんのおかげで、
私にも無理なく購入できました。
たいせつに着たいと思います。
今回の洗濯の失敗はくりかえすまい~;;
着物はともかく、
帯にはやはりまだまだ手こずっています。
お太鼓のかたちも位置も大きさも、思うようにいかなくて。。。
お太鼓を小ぶりに作ろうとしたら、
上にあるトンボちゃんの柄が出せません。
位置的に、犠牲にしなくてはいけなくて;;
ああ残念。
私のこの帯はとても長くて(なぜか長い帯に縁があり??)
巻きはじめの、て先の取りかたを覚えるのもひとつのポイントですが、
反対に、ご自分の手持ちの帯が短すぎて、困っておられるお仲間さんもいます。
どんな帯も、やりかた次第ではありますが、
不慣れなうちは、なかなか手ごわく悪戦苦闘が続くのでした。
練習あるのみですね。
幾多の手経ては受け継がれる着物 さくら
旧暦で処暑の初候、
「綿柎開く(わたのはなしべひらく)」
です。
処暑とは、
暑さが少しやわらぐころのこと。
朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂いはじめます。
しかし、しかーし。。。
期待するほどには、まだ涼しくなってくれませんね。
ふーふー言いながら出勤&帰宅しています^^;
綿柎開く とは、
綿の実を包む柎(しべ)=がくが開くころ。
7~9月にかけて黄色い花を咲かせ、実をつける綿。
その実がはじけたら、白い綿毛が顔をのぞかせます。
糸や木綿は、この綿毛を集めて紡いで作られたもの。
ふだんの生活で、いつもお世話になっている
「綿」(わた→めん)なのですね。
先日、おけいこ→コンサートにおでかけ で着た着物が、
帰宅後洗濯したらえらいことに;;
本来なら、小千谷縮は家で洗濯してOKのはずなのですが
どんだけ~!というくらい縮んでしまい、
さらにはあちこち綻びまで。
着物が、
あいたたた~;;
と泣いたかも知れません(>_<)
で、今入院中です。
なんとか元の姿に戻って帰ってきてくれるといいのですが。
9月のおでかけで着るには無理かも知れないので、
別の着物と、合わせる帯や小物を考え直さなくては。。。
ということで、
この宮古上布の着物でおけいこを始めることにしました。
本来は、7・8月の盛夏にしか着ないものらしいです。
合わせる帯は、これも自然布ならもっと素敵なのでしょうけど、
今回は手持ちのものの中から。
しばらく前におけいこして、
長さやら二重太鼓やら、大きすぎるお太鼓やら柄合わせやら、
いろいろな難題に苦戦した帯ですが。。。
(お気に入りなのに!)
母のふるさと、沖縄・宮古島でつくられた宮古上布。
上布とは、苧麻(チョマ)や大麻を手で紡ぎ、平織りにした上質の麻布で、
上納のための布 という意味でした。
越後上布や能登上布、近江上布、薩摩上布などがよく知られています。
沖縄の八重山上布や、この宮古上布は薩摩上布に含まれるようです。
どれもそれぞれにいい味わいがあり、
見ているだけでも満たされる思いがします。
各地の手作業の伝統工芸は、どんなものも、
このさき長く受け継がれていってほしいですが
先々、もう作れなくなるものも出てくるでしょう。
いつか自分の気に入った1着の上布を、できれば沖縄のものを
着られたらいいなという憧れがありました。
この宮古上布は、小柄な人に限られるサイズだったこともあり
良心的な商いをされるおかみさんのおかげで、
私にも無理なく購入できました。
たいせつに着たいと思います。
今回の洗濯の失敗はくりかえすまい~;;
着物はともかく、
帯にはやはりまだまだ手こずっています。
お太鼓のかたちも位置も大きさも、思うようにいかなくて。。。
お太鼓を小ぶりに作ろうとしたら、
上にあるトンボちゃんの柄が出せません。
位置的に、犠牲にしなくてはいけなくて;;
ああ残念。
私のこの帯はとても長くて(なぜか長い帯に縁があり??)
巻きはじめの、て先の取りかたを覚えるのもひとつのポイントですが、
反対に、ご自分の手持ちの帯が短すぎて、困っておられるお仲間さんもいます。
どんな帯も、やりかた次第ではありますが、
不慣れなうちは、なかなか手ごわく悪戦苦闘が続くのでした。
練習あるのみですね。
幾多の手経ては受け継がれる着物 さくら
宮古上布って、素敵なんですね!
素晴らしくお似合いですね、帯のトンボさんはかくれんぼでもいいじゃん(笑)
添えられた川柳が、心込めて作られたお着物の歴史までも詠まれて最高です~♪
宮古上布、目にしたのは私も今回が初めてです。
濃い色みですが、透け感がありしゃりっとした風合いが心地いいですよ。
よいであいがあり喜んでいます。
縮みと綻びでお預け中の小千谷縮も、直ってくれるとうれしいのですが。。。
帯のトンボちゃん、隠れていてもいいかな??