未読日記631 『陰影礼讃』

タイトル：陰影礼讃 : 国立美術館コレクションによる
並列書名 : Shadows : works from the National Museums of Art
編集：国立新美術館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館
編集協力：リーヴル
編集補助：岩崎美千子
翻訳：クリストファー・スティヴンズ
デザイン：梯耕治
発行：[東京] : 独立行政法人国立美術館
発行年：c2010
形態 : 193p : 挿図 ; 30cm
注記：展覧会カタログ
　　　会期・会場: 2010年9月8日-10月18日:国立新美術館
　　　主催: 国立美術館
　　　作家略歴: p170-178
　　　出品リスト: p179-187
内容：
ごあいさつ
「陰影礼讃」中西博之
図版
Ⅰ　影あるいは陰、そして描写
　影と陰の諸相
　実在感の創出
Ⅱ　具象描写の影と陰
　肖像、または人のいる情景の演出
　風景表現の構成要素
　主張する影、自立した影
　［コラム］
　①シルエットと表現　大谷省吾
　②西洋絵画の影と光　宮島綾子
　③風景画の影と光　宮島綾子
　④水に映る影　陳岡めぐみ
　⑤須田国太郎の影　大谷省吾
　⑥影から読み解く北脇昇　大谷省吾
　⑦ムンクと『月映』　中尾優衣
Ⅲ　カメラが捉えた影と陰
　［コラム］
　⑧W. ユージン・スミス：光と陰が生み出すドラマ　牧口千夏
　⑨セルフ・ポートレイトとしての影　牧口千夏
　⑩モダニズムの影、始原の影　増田玲
Ⅳ　影と陰を再考する現代
　概念的な思考
　同時代の美術から
　［コラム］
　⑪高松次郎の影――実在と不在をめぐる探求　大谷省吾
作家略歴
出品リスト
Shadows / Nakanishi,Hiroyuki

頂いた日：2012年8月1日
　残念ながら、展覧会は見れていない。ヴィクトル・I.ストイキツァの『影の歴史』（平凡社、2008年）の展覧会版か。とはいえ、カタログだけでも十分楽しめる。