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「悲しみなんて、病気にすぎない。だから、病気を我慢するように我慢したらいいのだ。そんなに、なぜ病気になったのかとか、あれこれ考えないで。」そこから、つぎつぎ出てくる辛辣なことばをけちらすのだ。心の悲しみをおなかの痛みのように考えるのだ。そうすれば、憂鬱はもう何ともいわない。まるで茫然自失状態で、ほとんど何も感じないようになる。もう何ごとをも責めない。耐えているだけだ。でも、からだは休めること。こうして、悲しみを相手にふさわしい戦いをすることになる。
アラン『幸福論 (岩波文庫)
』神谷幹夫訳、岩波書店、1998、24頁.
風邪のときは、我慢する、考えない、責めない、しっかり休むこと。
アラン『幸福論 (岩波文庫)
風邪のときは、我慢する、考えない、責めない、しっかり休むこと。
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