A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記473 「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」

2011-03-15 23:20:32 | 書物
タイトル:風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから
編集とデザイン:立花文穂(出品作家)
編集協力とテキスト:橋本梓(国立国際美術館研究員)
テキスト編集協力:小野尚子(国立国際美術館研究補佐員)、岡部るい(国立国際美術館キュレトリアル・インターン)、Kim Sylbee、Sylvia Chivaratanond、友枝望、福田恵、谷口彩子(ヤン・ヘギュのみ)
翻訳:クリストファー・スティヴンズ(和文英訳)、吉岡憲彦(タイ文和訳)
印刷:シナノ書籍印刷株式会社
発行:国立国際美術館
発行年:2011年
内容:
大阪・国立国際美術館にて開催された「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」(2011年3月8日~6月5日)の展覧会カタログ。
タブロイド版、88p

プレイ
アラヤー・ラートチャムルーンスック
ディン・Q・レー
立花文穂
島袋道浩
邱 志傑(チウ・ジージェ)
ヤン・ヘギュ
木村友紀
contact Gonzo

「風穴」橋本梓
作家略歴
謝辞

頂いた日:2011年3月7日
場所:国立国際美術館
 大阪・国立国際美術館で開催された「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」展の記者発表会・内覧会に行った際に頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 本書の特色は本展出品作家でもある立花文穂が手掛けたデザインに尽きるだろう。タブロイド版サイズ、未製本のため紙バンドでとめられた本書をひもとくと、グラフィカルに構成された紙面が展開する。そして、紙質のざらざらした質感も暖味があって楽しい。まるでカタログというより、アーティストブックかZINEか、というくらい凝ったデザイン・造本である。
 だが正直、資料的にはとても見にくく扱いにくい。国立の美術館でここまでやれるのかと驚くが、少々やり過ぎな感がなきしもあらず・・。
 とはいえ、立花ファンはゲットすべし1品であろう。



最新の画像もっと見る

post a comment