A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1145 『はたらく!!』

2016-03-05 23:02:34 | 書物
タイトル:はたらく!! : 職業人インタビュー
監修:近藤雄生
執筆者:中野悠香、三浦あやか、是永直人、清水皓平、中野千秋、中山顕、二木洋一、森佑樹
編集・デザイン:中山顕、鵜飼慶樹、竹内里実
撮影:吉田亮人
発行:京都 : 京都造形芸術大学 文芸表現学科 職業人インタビュー編集部
発行日:2014.1
形態:197p ; 21cm
内容:
もくじ
この冊子を手に取ってくださったみなさまへ 近藤雄生

続ける理由 中山顕
 おもてなしの心で、お客さまのために ヤサカ観光バス株式会社京都支社/バスガイド 羽渕良美(十九歳)
 ずっと感じていたい 高等学校教諭 西沢悟(二十九歳)
 あたたかい場所 図書館司書 女性(匿名)
 インタビューを終えて

仕事は自分を変えるのか 二木洋一
 やるしかないでしょ 中部電力岐阜支店営業部配電建設課 谷口優馬(十九歳)
 あなたはクリエイターですか? それとも 株式会社ワン・トゥー・テンデザイン/デザイナー 富永省吾(二十二歳)
 次をつかむ ダンサー 山本真司(二十九歳)
 インタビューを終えて

仕事に何をもとめるか 中野千秋
 好きだから仕事に シンガーソングライター『ヨーゼフ』/島村楽器株式会社京都カナート店勤務 吉田達矢(二十五歳)
 わからない気持ちはだれよりもわかる 高等学校教諭 野崎政人(仮名)(三十二歳)
 旅の途中 出版社勤務 久保田佳克(三十二歳)
 インタビューを終えて

ひとと触れ合う 中野悠香
 とりあえず、滋賀に永住できるように頑張ります 日本赤十字病院/事務職 力大樹(二十六歳)
 勉強できる職場、それが今の職場 スポーツ指導員 奥村加菜(二十三歳)
 彼女こそが、強い人間なんだと思う。 入居型老人ホーム介護士 青木ゆうか(仮名)(二十歳)
 インタビューを終えて

仕事と自分との距離 清水皓平
 眺めていたくない Mashu for hair/美容師 伊藤皇哉(二十歳)
 彼女 帝国ホテル大阪/オペレーター 日永恵里(二十歳)
 回すぜ~☆ ホワイト急便勤務 伊藤皇哉(二十歳)
 インタビューを終えて

人生×自分×仕事 是永直人
 開かれた扉へ―When one door closes, another door opens― 工場作業員 八木陽太郎(二十歳)
 退屈しないすてき 派遣社員(システムプログラム) 新田裕子
 インタビューを終えて

働く幸せ? 女の幸せ? 三浦あやか
 「好き」であふれる人生に 西洋膳所おくむら/パティシエ 甲斐なつみ(二十歳)
 きれいにするからきれいになる 179/WG ニコルクラブ河原町OPA/マスターファッションアドバイザー 澤井久実(二十五歳)
 「恋愛はパワーだよ!」 旅作家/料理冒険家 とまこ(三十五歳)
 インタビューを終えて

どうして働くことができるのか 森佑樹
 ロマンを求めて 無職 森翔太(仮名)(二十四歳)
 一人対一人の空間 大学講師/カウンセラー 杉村裕也(仮名)(三十二歳)
 当りまえのようでいて、なくてはならない仕事 母親 小西玲子(三十一歳)
 インタビューを終えて

座談会「はたらくとは?」

頂いた日:2016年3月5日
 2015年度京都造形芸術大学卒業制作展/大学院 修了展に行った際、文芸表現学科の教室で無料配布していたので、頂きました。どうもありがとうございます。
 2013年の卒展の際に同シリーズ1集目を頂き、とても興味深く読み、印象に残っていたので今回も楽しみしている。
 前回との差異としては、前回の方がインタビューされた人びとの年齢に幅があった気がする。今回は「まだ働き出して年数が浅く、自分の将来像としてイメージを重ねやすい人」というのが条件だったため、20歳前後の人が多いのだろう。
 このような若い人へのインタビューあるいは職業人インタビューとしては、写真家・橋口譲二氏の写真集『職』を思い出す。橋口氏の著書は約20年前になるが、本書では職種に「無職」「母親」とあったのは時代を反映しているようでおもしろい。


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