A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1144 『自然の鉛筆』

2016-03-04 23:11:45 | 書物
タイトル:自然の鉛筆
タイトル別名:The pencil of nature
        自然・写真・芸術 : 「自然の鉛筆」考 = Nature and the art of photography : reflections on The pencil of nature
著者:ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット
編集・翻訳:青山勝
『自然の鉛筆』図版監修:マイケル・グレイ
造本設計・デザイン:大西正一
発行:京都 : 赤々舎
発行日:2016.1
注記:図版監修・解説: マイケル・グレイ
形態:95, 95p, 図版 [4] p ; 31cm
内容:
写真術の発見に至るまでの経緯やその重要性をトルボット自ら記した文章と、写真図版一枚一枚に添えられた文章の、初の完全訳。かつてない精緻なディテールと豊かな階調をそなえた原寸大の図版で、当時のプリントの状態が鮮やかに蘇る。あわせて『自然の鉛筆』をめぐる写真家、美術家、研究者によるエッセイと、トルボット自身の重要な言葉を収載。「写真史」の域を超える本書の現代的意義と未知の魅力を照らし出す。

目次
自然の鉛筆
図版解説

編者はしがき
「自然と鉛筆――レイコックの日々」畠山直哉
「光の言葉――「自然の鉛筆」をめぐって」マイケル・グレイ
「トルボットの生涯と『自然の鉛筆』」青山勝
「『リテラリー・ガゼット』誌の編集長宛の手紙三通」ヘンリー・F・トルボット
「写真と彫刻 あるいは互恵性」金井直
「〈写真〉をめぐる三つの断章」ジュゼッペ・ペノーネ
「団栗と写真」畠山直哉
あとがきにかえて
執筆者プロフィール

購入日:2016年3月4日
購入店:丸善 京都本店
購入理由:
 先日に受講した写真家・先間康博さんのstudy meetingの復習とご依頼頂いているテキストの参考文献として購入。
 造本は左右両開きで、図版とテキストが別れる体裁で奥付は中央部分にくる。もっと普通でいいのだがと思うが仕方ない。テキストは、本稿のなかでは異色のジュゼッペ・ペノーネのテキストが楽しみ。


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