A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記816 『ゴダール映画史(全)』

2013-11-14 23:57:43 | 書物
タイトル:ゴダール 映画史(全) (ちくま学芸文庫)
タイトル別名:Introduction à une véritable histoire du cinéma
著者:ジャン=リュック・ゴダール
訳者:奥村昭夫
カバーデザイン:神田昇和
発行:筑摩書房
発行日:2012.2
形態:717p ; 15cm
注記:ジャン=リュック・ゴダールの人と作品: p683-688
   『ゴダール/映画史I・II』 (筑摩書房, 1982.7-1982.10)を併せて1冊としたもの
内容:
「私は映画の歴史を、単に年代的なやり方で語るのではなく、むしろ、いくらか考古学的ないしは生物学的なやり方で語ろうと考えていました……私に興味があるのは、まさに、自分がかつてつくったものを見ること、そしてとりわけ、自分がかつてつくった何本かの映画を利用することなのです。」映画史上の名画と自身の旧作を上映しつつ個人史を自由に語るというユニークなこの連続講義は、空前の映像作品―『映画史』Histoire(s) du cinémaへと結実する。語りを超えて映像と音からつくられる“真の”映画史は、ここから生まれたのだ。 解説 青山真治

ジョエル・ファルジュの序文
ジャン=リュック・ゴダールの序文

第一の旅
 私は今、自分自身のために……
 この映画を見て私がびっくりするのは……
第二の旅 
 この映画はあまりに遠く離れています……
 この映画は、ひとから注文され……
第三の旅
 われわれがここでしていることの唯一の利点は……
 ベルイマンをとりあげるつもりではいたのですが……
第四の旅
 この映画は、アメリカの探偵小説の作家……
 セルジュ・ロジックが私に……
第五の旅
 すでに何度か言ったことですが……
 今朝この映画を映写したのは……
第六の旅
 今朝は歴史の編集に関する間違いが……
 これらの映画については……
第七の旅
 私はこの映画はきわめて明快な映画だと……
 今朝は始めるのが遅かったので……

ジャン=リュック・ゴダールの人と作品
訳者あとがき
解説「盗人と独裁者の末路(現在)」青山真治
索引

購入日:2013年11月11日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 宮永亮展のトークおよびテキストの参考資料として購入。ふつう、宮永亮とゴダールはおよそ結びつかないが、近年のゴダールの映画はデジタルで撮影されたり、映像に加工が施されるなど、宮永作品と結びつけられないわけでもないかも。


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