A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記876 『風景/ランドスケープ』

2014-05-15 23:10:27 | 書物
タイトル:10+1 No.9 特集=風景/ランドスケープ (Spring 1997)
編集制作:メディア・デザイン研究所
       荻原富雄、佐野恵津子、安部直樹、境洋人+柴俊一
編集協力:松畑強+松岡新一郎
造本/デザイン:松田行正、河原田智
10+1タイトルロゴ:鈴木一誌
本文タイトル英訳:エリック・カズデン
発行:東京 : INAX出版
発行日:1997.5
形態:227p ; 23cm
内容:
特集=風景/ランドスケープ

[対談]
参照項なき風景/ランドスケープの時代|松畑強×松岡新一郎

[批評]
ランドスケープの認識論――近代風景の起源をめぐって|松畑強
大地を刻む――ランドスケープからランドスクレイプへ|五十嵐太郎 
観測者のランドスケープ――離散性、あるいは不連続性と「形式」の問題|槻橋修
帝国の風景|W.J.T.ミッチェル 篠儀直子訳
肉屋の店先――ピクチャレスクの美学と建築とに見られる嫌悪|ジョン・マッカーサー 篠儀直子訳
格子模様の論理(レゾヌマン)――チェス盤が与える思考の範型|松岡新一郎
地図、統計、写真――大都市の相貌|若林幹夫
東京ディズニーランドの神話学 1――富士山と東京ディズニーランド|桂英史

[写真]
distortion|綿谷修

[図版構成]
終わりと始まりのランドスケープ|五十嵐太郎×森山学×山内彩子×陳玲

[連載]
知の空間=空間の知……5 怪物のエチカ――「タクシノミア」の空間としての植物園|松浦寿輝
非都市の存在論……5 逆説都市(パラドクシカル・シティ)――室内の幻像(ファンタスマゴリー)からノワールの宇宙へ|田中純
千年王国論……6 計画の王国の挫折の彼方に|八束はじめ
サティアン|宮本隆司

[10+1 REVIEWS]
建築の言説、都市の言説 5 ゲシュタルトのユートピア――コーリン・ロウ-透明性の翳り|大島哲蔵
建築とイマージュ 5 幾何学と・起源 1――デザルグの定理|松岡新一郎
ビルディング・タイプの解剖学 5 清潔な身体/精神:監獄――彼岸への装置化|五十嵐太郎+大川信行
情報空間の地理学 5 都市をめぐる二つのSF――サイバーパンクとヒップホップ|毛利嘉孝
住居の視点、住居の死角 4 いのちが共鳴する「ファミリィ・トライアングル」の位相――ホスピスにみる<場>の論理|米沢慧

購入日:2014年5月15日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 執筆中の原稿の参考文献として、宮本隆司の写真「サティアン」の図版が欲しくて購入。だが、残念ながら私が見たかったものとは異なったのだが、特集の方は私の関心領域と重なる点も多く、持っていて損はない。1997年の発行で古いが、その時代性も含めて興味深い。

 



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