A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記416 「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)」

2010-06-14 21:38:49 | 書物
タイトル:レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1
訳者:杉浦明平
発行:岩波書店/岩波文庫 青550-1
発行日:2010年3月25日第61刷(1954年12月5日第1刷)
定価:780円+税
内容:
レオナルド(1452-1519)こそ「万能の天才」そのものである。彼は何よりも「モナ・リザ」「最後の晩餐」などの傑作を残した画家であり、彫刻家・建築家であり、また天文学・物理学の造詣も深かった。その天才が残した厖大なノートから、わかりやすい文章を選び2冊に編集する。(上)には『絵画論』『人生論』『文学論』を収める。(全2冊)
(本書表紙解説より)

購入日:2010年6月4日
購入店:ブックファースト 梅田店
購入理由:
地図と美術の関係について某所で報告したところ、ダ・ヴィンチ及びルネサンスの時代について調べるてみることを勧められた。なんにでも素直に聞いてしまう私は、言われてみるとなるほどと思い、今さらながらダ・ヴィンチの本を手に取ってみた。確かに、ダ・ヴィンチは地質学を研究していたし、鳥瞰図のようなものも描いていた。遠近法というのも、3次元の風景を科学的に2次元に描き出すための絵画技法だとすれば、地図もまた同じような表象形式の現れかもしれない。実際の内容はどうあれ、まずは手あたり次第に読むだけである。
 それにしても、わき道に逸れてばかりに私は本書収録の『人生論』が気になる。ダ・ヴィンチ先生、人生をうまく乗り切る方法を教えてください。


最新の画像もっと見る

post a comment