A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記249 「人間的、あまりに人間的Ⅱ」

2009-04-02 15:15:24 | 書物
タイトル:ニーチェ全集6 人間的、あまりに人間的Ⅱ
著者:フリードリッヒ・ニーチェ 池尾健一訳
カバーデザイン:間村俊一
カバー写真:STUDIO S・T・E・P
発行:筑摩書房/ちくま学芸文庫
発行日:1999年4月10日第3刷(1994年2月7日第1刷)
内容:
ニーチェが後年「危機の記念碑」と呼んだ『人間的、あまりに人間的』(1978年)の続巻。同書の翌年にひきつづいて刊行された『さまざまな意見と箴言』と『漂泊者とその影』という二つのアフォリズム集の合本である。ヴァーグナーとの精神的訣別と自身の肉体的な病苦のうちに書き進められながらも、科学者の冷徹な懐疑の心をもって生成の必然的な相貌をとらえ、宗教的・形而上学的な虚装、因習的・道徳的な価値判断の彼岸に立とうと試みた転換の書。
解説 中島義生

購入日:2009年3月19日
購入店:古本遊戯流浪堂
購入理由:
探している本があって古本屋に入るのに、結局探している本は見つからず、前から欲しかった違う本が見つかる、という現象について考えてしまうことがある。いったいその確率や偶然とはなんなのだろう。お金もないのに本を買ってしまう習慣を改めねばとつくづく思う。
後日また流浪堂へ行くと、映画ジャンルの棚にゴダールの全評論集成Ⅰ・Ⅱが置いてあって、また例のように本病がおこってしまった。その時は、財布を取り出し、レジに行く身体を必死に押さえつけた。なぜなら1冊4000円もするのだから…。




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