A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1239 『寺田寅彦随筆集 第1巻 』

2016-10-18 23:16:14 | 書物
タイトル:寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)
シリーズ名:岩波文庫, 緑31-037-1
編者:小宮豊隆
カバー:杉松 欅
カバー画:木下杢太郎『百花譜』より
発行:東京 : 岩波書店
発行日:2009.1第94刷(1963.10第28刷改版、1947.2第1刷)
形態:305p ; 15cm
内容:
寺田寅彦(1878-1935)の随筆は芸術感覚と科学精神との希有な結合から生まれ、それらがみごとな調和をたもっている。しかも主題が人生であれ自然であれ、その語り口からはいつも暖かい人間味が伝わって来る。寅彦を知ること深い小宮豊隆が選び、五冊に編んだ。

どんぐり
竜舌蘭
花物語
旅日記から
先生への通信
科学者と芸術家
物理学と感覚
病院の夜明けの物音
病室の花
丸善と三越
自画像
芝刈り
球根
春寒
春六題
簑虫と蜘蛛
田園雑感
ねずみと猫
写生紀行
笑い
案内者
断水の日

後語(小宮豊隆)

購入日:2016年10月18日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 寺脇扶美 個展「紫水晶からの往復書簡」のトーク&テキストの参考文献に中谷宇吉郎の本を読んだところ、引用されていた師の寺田寅彦の言葉に興味をおぼえた。そこで、定評のある随筆集をヒマがあるときに読もうと思い、奮発して全5冊セットを購入。買ったもののいつ読めるのだろうか。来年春に失職するので、無職なら時間はあるかもしれないけれど、随筆どころではないかもしれない・・。