タイトル:デジタル・アーカイブの最前線 (ブルーバックス)
著者:時実象一
カバー装幀:芦澤泰偉・児崎雅淑
本文デザイン:齋藤ひさの(STUDIO BEAT)
発行:東京 : 講談社(ブルーバックス, B-1904)
発行日:2015.2
形態:218p ; 18cm
注記:参考書籍: p210-212
掲載画像の出典一覧: p213-214
内容:
活字、映像、ウェブ……残すのが困難な時代に!
災害の悲しい記憶も、映画の名場面が生む感動も、人類が未来に残すべき貴重な「知の遺産」である。だが、それらを守るしくみが崩れつつあるいま、出版物は孤児と化し、映像は再生不能となり、ウェブ世界でも膨大な情報がどんどん消えている。これらを電子的に保存すべく、世界の有志たちが立ち上がり、推進するデジタル・アーカイブ。その考え方、方法から乗り越えるべき問題まで。
目次
はじめに
第1章 歴史を記録するアーカイブ
1-1 東日本大震災とアーカイブ
1-2 テレビニュースを保存しよう
1-3 昔のホームページはどこに
第2章 文化を記録するアーカイブ
2-1 映画を消滅から救う
2-2 家族の写真を保存する
2-3 音を保存しよう
2-4 芸術作品のアーカイブ
第3章 活字を記録するアーカイブ
3-1 本をアーカイブする
3-2 新聞記事で歴史をひもとく
3-3 作られなかった議事録
3-4 アカデミズムのアーカイブ
第4章 アーカイブの技術
4-1 デジタルデータの技術
4-2 アーカイブのネットワークで世界がつながる
第5章 これからのアーカイブ
5-1 アーカイブに立ちふさがる壁
5-2 デジタル・ヒューマニティーズのすすめ
エピローグ 感性はどこまでアーカイブできるか
謝辞
参考書籍
掲載画像の出典一覧
さくいん
購入日:2015年5月23日
購入店:MARUZEN 名古屋栄店
購入理由:
週明けの仕事の出張・勉強会のための参考文献として購入。新聞の書評で知り、仕事の参考にいつか読もうとメモしておいたが、デジタル・アーカイブの現状を知るには最適な1冊であった。なかでも家族写真のアーカイブサイト「The Family Curator」には驚いた。読みやすいのでこの分野に関心がある方にはおすすめだが、図書館で借りて読んでもいいかもしれない。
私はいわゆるアーキビストではないのだが、アーキビスト・司書のような仕事をしいている。アーカイブにまつわる入力、記録などの仕事としては、かれこれ10年以上になる。いろいろなご縁や偶然の結果であるが、それもまた仕事の適性なのかもしれない。個人的にも記録、収集の習癖があるので向いているのかもしれないが、全国の美術館・博物館でアーカイブが義務化されれば、転職率が上がるのにと思う今日この頃。
著者:時実象一
カバー装幀:芦澤泰偉・児崎雅淑
本文デザイン:齋藤ひさの(STUDIO BEAT)
発行:東京 : 講談社(ブルーバックス, B-1904)
発行日:2015.2
形態:218p ; 18cm
注記:参考書籍: p210-212
掲載画像の出典一覧: p213-214
内容:
活字、映像、ウェブ……残すのが困難な時代に!
災害の悲しい記憶も、映画の名場面が生む感動も、人類が未来に残すべき貴重な「知の遺産」である。だが、それらを守るしくみが崩れつつあるいま、出版物は孤児と化し、映像は再生不能となり、ウェブ世界でも膨大な情報がどんどん消えている。これらを電子的に保存すべく、世界の有志たちが立ち上がり、推進するデジタル・アーカイブ。その考え方、方法から乗り越えるべき問題まで。
目次
はじめに
第1章 歴史を記録するアーカイブ
1-1 東日本大震災とアーカイブ
1-2 テレビニュースを保存しよう
1-3 昔のホームページはどこに
第2章 文化を記録するアーカイブ
2-1 映画を消滅から救う
2-2 家族の写真を保存する
2-3 音を保存しよう
2-4 芸術作品のアーカイブ
第3章 活字を記録するアーカイブ
3-1 本をアーカイブする
3-2 新聞記事で歴史をひもとく
3-3 作られなかった議事録
3-4 アカデミズムのアーカイブ
第4章 アーカイブの技術
4-1 デジタルデータの技術
4-2 アーカイブのネットワークで世界がつながる
第5章 これからのアーカイブ
5-1 アーカイブに立ちふさがる壁
5-2 デジタル・ヒューマニティーズのすすめ
エピローグ 感性はどこまでアーカイブできるか
謝辞
参考書籍
掲載画像の出典一覧
さくいん
購入日:2015年5月23日
購入店:MARUZEN 名古屋栄店
購入理由:
週明けの仕事の出張・勉強会のための参考文献として購入。新聞の書評で知り、仕事の参考にいつか読もうとメモしておいたが、デジタル・アーカイブの現状を知るには最適な1冊であった。なかでも家族写真のアーカイブサイト「The Family Curator」には驚いた。読みやすいのでこの分野に関心がある方にはおすすめだが、図書館で借りて読んでもいいかもしれない。
私はいわゆるアーキビストではないのだが、アーキビスト・司書のような仕事をしいている。アーカイブにまつわる入力、記録などの仕事としては、かれこれ10年以上になる。いろいろなご縁や偶然の結果であるが、それもまた仕事の適性なのかもしれない。個人的にも記録、収集の習癖があるので向いているのかもしれないが、全国の美術館・博物館でアーカイブが義務化されれば、転職率が上がるのにと思う今日この頃。