A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1029 『新具象彫刻展を出発点とした東京造形大学の出身者たち』

2015-05-08 23:24:34 | 書物
タイトル:新具象彫刻展を出発点とした東京造形大学の出身者たち
並列書名:Alumni of Tokyo Zokei University who regarded the new figurative sculpture exhibition as a starting point of their careers
編集:三木俊治、中ハシ克シゲ、北本雅久(東京造形大学付属美術館)
翻訳:井上美代
デザイン:北本雅久
発行:[八王子] : 東京造形大学
発行日:c2014
形態:83p : 挿図 ; 30cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2013年11月4日-12月7日:東京造形大学附属美術館, 2013年11月11日-21日:ギャラリー砂翁&トモス
    一部英文併記
    主催: 東京造形大学附属美術館
    出品作家: 麻田昭作, 浦野八重子, 奥田秀樹 [ほか]
    作家略歴: p80-83
目次:
ごあいさつ
「展覧会によせて」岡村多佳夫
「内破と結晶―進行形の「新具象彫刻展」」南嶌宏
図版
 麻田昭作
 浦野八重子
 奥田秀樹
 中ハシ克シゲ
 舟越桂
 三木俊治
 山崎豊三
シンポジウム「新具象彫刻展というのがあった」
 司会・中ハシ克シゲ、パネリスト・海崎三郎、吉江庄蔵、舟越桂、三木俊治、浅井健作
エッセイ
 麻田昭作、浦野八重子、奥田秀樹、中ハシ克シゲ、舟越桂、三木俊治、山崎豊三
出展者略歴

頂いた日:2015年5月8日
 京都・ギャラリー恵風にて「奥田秀樹彫刻展」(2015年5月5日~5月10日)に行った際に頂いた1冊。どうもありがとうございます。

 「新具象彫刻展」とは、1976~85年に東京都美術館を会場に行われた展覧会。出品作品の条件は「具象」であること。本展は、「新具象彫刻展」に出品した彫刻家の中から東京造形大学出身の7人の彫刻家の作品を「新具象彫刻展」出品作、以降、近作の3つに分けて、展示するというもの。残念ながら展示を見ることはできなかったが、大学美術館に相応しい興味深い企画である。
 カタログを開くと、作品写真ががっかりな出来なのだが(撮影者のクレジットもない)、シンポジウムの再録、エッセイなどを収録しているので、今後の研究資料としては有益である。