人間の創造性の源泉は、その不完全さにある。人間は、自らの欠陥を補うために想像力を発揮する。人間は、特殊器官の欠如からホモ・ファーベル(武器や道具の製作者)に、生来の技術のなさからホモ・ルーデンス(演奏家、職人、芸術家)になり、動物がコミュニケーションの手段としているテレパシー能力のなさを補うために言葉を話すようになった。そして、本能の不十分さを補おうとして思索者になったのだ。
(エリック・ホッファー『魂の錬金術―エリック・ホッファー全アフォリズム集』中本義彦訳、作品社、2003年、p.118)
不完全であることを思い知らされる。
(エリック・ホッファー『魂の錬金術―エリック・ホッファー全アフォリズム集』中本義彦訳、作品社、2003年、p.118)
不完全であることを思い知らされる。