A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記565 「堂本印象画集 伝統と創造」

2011-11-03 23:11:00 | 書物
タイトル:生誕120年記念 堂本印象画集 伝統と創造
編集:京都府立堂本印象美術館(島田康寛、山田由希代)
協力:株式会社アートワン
表紙デザイン:大向デザイン事務所
印刷・製本:株式会社サンエムカラー
発行:株式会社青幻舎
発行日:2011年1月10日
定価:2500円+税
内容:
B5判、176頁、並製

あたらしいことは、可能なかぎり、だれかがやらねばならぬ―堂本印象
およそ半世紀にわたる画業において、自らの衰えることなき創造への意欲と情熱の向かうままに画風を変容させ、あたらしい表現へと挑戦し続けた堂本印象。
伝統の桎梏を超え、印象が到達した絵画世界を存分に伝える作品集。
代表作125件を収録。
(帯より)

「美の狩人・堂本印象の歩み」島田康寛
図版
「芸術家・堂本印象の信念」山田由希代
堂本印象の言葉
主要作品解説
堂本印象年譜
作品リスト
京都府立堂本印象美術館のご案内

頂いた日:2011年11月3日
場所:立命館大学創思館1階カンファレンスルーム
 堂本印象生誕120年を記念するシンポジウム「マルチアーティスト・堂本印象」に参加した際に頂いた1冊。まさか画集を頂けるとは思わず驚いた。来場者全員に配布してるとは!どうもありがとうございます。
 正直に言って、これまで堂本印象についてそれほど関心があったわけではない。だが、シンポジウムに参加してさまざまな側面からの報告を聞くと、とても興味深い存在だと認識を改めることになった。とくに石川祐一氏(京都市文化財保護課主任文化財保護技師)の建築に関する報告は興味深かった。日本における建築家と美術家のコラボレーションの歴史をだれかまとめてくれないだろうか。