A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

パリ

2006-05-07 00:01:11 | 美術
ご無沙汰してます。
留学してからもう1年半になるんですね。こちらは慌ただしく日々をやり過ごしてます。
パリでの生活、楽しく過ごしているようでなによりです。ぼくは以前読んだ「のだめカンタービレ」というマンガを読んだときにFさんのことを思い出しました(このマンガはバイト先の人から借りて読んだのです)。このマンガのお話はオーケストラの指揮者を目指す男とピアノ奏者志望のかなり天然な女の子が織りなす青春コメディといったものなんですが、今出ている最新刊では二人がパリに留学するのです。パリでの生活のエピソードが具体的で、異国で生活したことのないぼくでも妙に納得するところがあります。  

さて、ぼくの近況を報告しますね。ぼくはバイトを今年の3月に退職しました。約2年間いたことになります。結局、一緒に仕事をした期間は短かったですが、とてもいい思い出になってます。そして、4月からは新たな就職先で、例によって慌ただしく日々が過ぎていく毎日を送っています。

 いままでは美術館の仕事だったので、たくさんの新しい人たちとの出会いがあり、来館されるお客さんとの対応など、仕事の中心は人と接することでした。人付き合いの苦手なぼくにとって、こんなにたくさんの人たちと交流がもてたことはとても貴重な経験だったといまでは思います。現在は、学校という職場で、授業の補助的・事務的な仕事が中心となります。バイト時代と違って、たくさんの人と出会えるわけではありませんが、仕事内容はバイト時代より、より責任を伴ったものになります。正直、まだ力を発揮して、人様の役にたっているとはとても言えない状況なので不安とストレスがたまりますね。でも、新しいことをやるときは、いつもそんな気持ちになるのでもうちょっとがんばってみます。
 Fさんのようにダンスは踊れませんが、軽やかに仕事を楽しめたならいいな、そんな風にいま思っています。帰国したら、ぜひまた会いましょう。

追記:仕事場から撮った写真を同封します。そう、仕事場からは海が見えるんですよ。