佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

買い物自慢:レンズ編(新宿ビックカメラ)   投稿者:佐渡の翼

2013年10月24日 05時27分24秒 | ショッピング

筆者所有の単焦点レンズ(約15万円)でお料理写真を撮影すると、焦点を合わせる位置により、お料理の手前と背後がボケて、中心部に焦点が合ったり、あるいは手前部分だけに焦点が合ったりするような、微妙なボケ感が出た味のある写真が撮れる。そしてお料理だけがクローズアップされ、背景の余分な物が完璧にボケるので、美味しそうな写真に仕上がる。佐渡島内のブロガー達で、このような凝ったレンズを使用する人はほんの一部である(ブログランキングのトップ10の中では筆者を除けばただ一人だけだと思う)。大抵の人は、パンフォーカスでズーム機能の付いたデジイチかコンパクトデジカメを使用した写真をブログに掲載している。それゆえ、出来上がりはくっきりとしているが、全てに焦点が合っているため、平面的でのっぺりとした写真にしか仕上がらない。写真の中にお料理以外の物も写り込むため、肝心のお料理自体の印象が薄れてしまっているのがほとんどである。つまり、どの写真も同じような感じで写っているのである。レンズを交換すれば、また違った雰囲気の、妙味ある個性的な写真が撮れるのだが、島内ブロガーの大半はそこまでやる資金力がないし、写真に対するそれほどのこだわりもない。それに、生活よりもブログの方が大事などと言う筆者のような徹底した趣味人は皆無であり、皆さん、そこそこのカメラパフォーマンスで満足しているのが実情であろう。最近のコンデジは、1600万画素と解像度が高いものまであり、一昔前のデジイチに匹敵するくらいの写真が撮れるので、ブログに張り付ける画像サイズさえ大きく設定すれば結構綺麗なブログに仕上がるからだ。

筆者は、コンデジ(既に三機を使い潰した)時代を含め、既に、カメラへの投資額の総額は100万を超えている。プロでもないのに、そして、コンデジや初心者デジイチで撮影した写真の掲載でも人気ナンバーワンを維持できるブログで、しかも営業ブログでもないのに、どうしてそこまで金をかける必要があるのか?不思議に思う島内読者は多いかもしれないが、その理由は、美しい物を最高の条件で撮りたいと言う飽くなき欲求心である。その欲望を満たすためならば金に糸目は付けないのが筆者の性格であり、ありとあらゆる写真機材を買い求めてきた。筆者は、動きのある被写体に対しては連写を繰り返す。例えば1000枚の連写をしたら、その中に読者にお見せ出来るような写真はその1%程度、即ち10枚ほどしかない。だから連写行為は実に非効率であるが、筆者はその貴重な10枚を得るための連写作業を惜しむ事はない。ところが、日本料理のように、お盆の上に色々なお料理が並んでいる場合、単焦点レンズではその全貌を綺麗に撮れない事があったので、今度は標準ズームレンズが欲しくなって来た。

さて、そういうわけで、今日(6月9日)、筆者はビックカメラ新宿東口店に出向き、店員さんに、「ソニーα99用の標準ズームレンズの一番高いのを下さい」と言った。何せ、高額機種を揃えさえすれば綺麗な写真が撮れると思っている、超単細胞頭の筆者である、おめず臆せずそう言ってみた。すると店員さんは、陳列棚に並んだレンズの中から「Vario-Sonnar T, 24-70mm F2.8 ZA SSM」(18,4800円)(トップ画像)を指さし、「お客様、これでございます。これを持てば無敵です」と言った。その下には、安い、10万円弱のレンズがあった。それに比べると、レンズ口径と言い、長さと言い、超綺麗な写真が撮れそうな、惚れ惚れするほどの高級レンズである。筆者は即決で購入し、「株で一儲けした人なのかい?」とでも言いたげな表情の店員さんを尻目に、伊勢丹駐車場へと戻った。


佐渡の某人気写真ブロガーさんも、これと同じレンズを所有しており、ソニーα99本体との合計総額は約45万近くに達する!それらを秋葉原やネット通販で買えば1割近く安く購入できるが、それでも、当ブログの読者の平均年収からすれば、「たかがカメラごときに中古軽自動車並みの金額を支出できるご身分とは?」との疑問が生じる。無論、彼が一気にこれらを買った訳ではなく、少しずつ買い揃えていったのであろうが、金持ちの翼君が、たかがカメラ如きに、50万使おうが100万使おうが誰も文句は言わないが、佐渡島民でそんな散財が出来る人は羨望嫉妬の格好の標的になる。このブログの読者の大半に取っては、ソニーα99も、ツァイスの標準ズームレンズも、豚に真珠、猫に小判の類だったのだが、翼君が、それらの威力をブログで紹介し捲ったため、一挙にその価値が島内に知れ渡ってしまった。「あの写真ブロガーはかなり小金を貯めこんでいるのではないのか?」と言う先入観が、当ブログの読者の頭の中に刷り込まれた可能性は排除できまい。

追記:10月18日の池袋鬼子母神の万燈行列の様子が、10月21日にYou-Tubeで公開された。撮影場所は筆者が撮影した位置よりも新宿寄りの明治通り沿いであるが、フラッシュ無しの通常のビデオカメラで撮影するとこんな暗さになり、1080pのHigh Densityモードで視聴しても人間の顔の詳細はほとんど判別できなくなっているのがお分かりかと思う。
以下は、この動画から切り取った静止画像の一コマであるが、話にならない暗さである。

こちらの動画は、筆者の撮影場所とほぼ同じ位置である、「無印良品」の看板のあるビル(西武百貨店の駐車場入り口がある)前で撮影された動画である。

これはこの動画から切り取った静止画像の一コマだが、画像真ん中部分の女性にご注目!この女性を中心にした万燈行列をキャノンEOS 1-DXでフラッシュ無しで撮影するとこうなる。

明るさと鮮明さがまるっきり違うのがお分かり頂けるかと思う。

更にこの女性の姿を鮮明に捕えた(画像右端の右から二番目)のがこの画像である。同じ事を相川祭りでやられたら、さすがの「そこらへんの佐渡」さんも恥ずかしさのあまり、提灯行列を撮影した真っ暗な動画をブログに掲載するのを来年は断念するだろう。


さすがに以下のような画像では、本人も掲載しようかどうか散々迷ったらしいが、結果的に非芸術的な写真の代表格として紹介されてしまった。おまけに画像のキャプチャーを2010年10月19日と記載する間違いまで犯しているから笑ってしまう。



リ・ポールの黒無花果(いちじく)のサラダ。「無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来する漢語で、日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を与えている(ウイキペデイアに寄る)。英語では figと言う。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿