煮物は、風呂吹き大根の柚子味噌かけ、焼き葱、梅人参、鶯菜。焼き物は寒鰆の塩焼きで、生姜の甘酢漬けと金柑の蜜煮が付いていた。いずれも手間暇かけた品々で非常に美味しい!
二人は先回のクリスマスディナーの時と同様に色々な話をした。結婚後は、彼女を受取人にした一億円の生命保険に入る構想なども披露したし、新婚旅行は2018年の6月に、往復ANAのファーストクラスで、ハンガリー、ブルガリア、ローマを巡る10日間の欧州旅行と決めた。結婚後の彼女は、現在筆者が入居している75平米の3LDKマンションに住む事になるが、このマンションは社宅で家賃が無料なため、一ヶ月の生活費は二人で30万もあれば充分であり、毎月の給与からこれを差し引いても40万が使い切れずに残る計算である。ここから更に旅行費用等を差し引いても年額300万を貯金せざるを得なくなる。この生活を4年続けると貯蓄額が1000万円を超えるため、超過分は彼女の銀行口座(三菱東京UFJ銀行)に移す予定である。一般の人々はいかにお金を貯めるかに頭を悩ませるが、我々は、いかに余ったお金を、人生を楽しむために効率よく使うかに頭を悩まさねばならない。誠に結構な身分のように思えるかもしれないが、それなりに高いリスクを抱えながらの毎日であり、楽して稼げる商売などありはしない。
焼き物を食べ終えたところで、寿司のおまかせ握り七貫が運ばれて来た。彼女は、貝類は帆立、蛤、浅利などはOKだが、北寄貝、ミル貝、鳥貝などが苦手である。このことを予約時に通告しておいたので、寿司ネタは、鮪の赤味、かすご、中トロ、雲丹、いくら、白烏賊、帆立と二人とも同じネタで握ってくれた。これに赤だしが付いていた。二人ともペロリと握りを食べ干したので追加でお好みで三貫ずつ握ってもらう事にした。筆者は、鮪の赤味、中トロ、大トロの三連発で、彼女は、ボタン海老、穴子、ネギトロの手巻き(トップ画像)を注文した。最後のデザートは、苺、蜜柑、メロンであった。夢中で話し込んでしまったが、時計を見たら午後9時になっていた。テーブルで会計(総計43,843円)を済ませた後に、喉が渇いていたので、一階のフイオレンティーナでお茶する事に決め、我々はお店を出た。
煮物
焼き物
彼女の焼き物
F値を最大の22にしたまま撮影してしまったためにピンボケになっている
赤だしのお椀の蓋をテーブルの上に置く彼女
筆者が注文した追加握り
大トロ
赤味
中トロ
デザートのフルーツ