佐渡の翼

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銀座「花郷」のお料理の数々    投稿者:佐渡の翼

2017年03月20日 04時08分03秒 | 恋人とのデート記事

まず先附は、「煎り豆 小巻寿司 蓬麩安倍川 鰯土佐煮 蘭花一寸豆 蕨 梅人参 花弁百合根、唐墨大根」であり、どれも繊細な味わいで、彼女は盛んに「美味しい!」を連発し、上々の、スタートであった。吸物は、「卵にすっぽんの身を混ぜた丸玉 焼餅 焼葱 針葱 露生姜」で薄塩味でダシが良く効いていた。御造りは「鮪とろ 河豚薄造り 鮑 細魚(さより) あしらい一式」で、彼女は河豚の薄造りに文字通り舌鼓を打っていた。貝類が苦手の彼女用には、鮑の代わりに雲丹が提供されたが、彼女は「鮑は食べられますが、雲丹は大好きなのでこれはこれで良かったわ」と言った。煮物は「穴子牛蒡煎り煮 大根 菊菜 針柚子」で、旬の堀川牛蒡を穴子の身で巻いてあったが、この穴子がまるで油揚げのような外観で、面白くそして非常に美味しい一品だった。彼女は鰻も穴子も大好物だと言った。焼物は、「鱒蕗味噌焼 はじかみ 河豚塩焼 酢橘」である。河豚には塩を振りかけ、その後に酢橘の絞り汁をかけて食べると美味であった。

お凌ぎは、「慈姑(くるみ)胡桃和え 菜の花 針紅白人参」で、まるでお菓子でもたべているような味わいだった。強肴は「特選米沢牛網焼き サラダ アスパラ トマト」であるが、山葵が添えられていた。彼女は香りが強い物は嫌いだと言いながら、山葵だけは例外で、何にでも山葵を付けて食べるのが趣味だと言う。米沢牛網焼きは柔らかくてとっても美味しい。最後のお食事は、「桜海老と筍の釜炊きご飯 赤出汁 漬物」である。ほどよく炊かれたお米の美味さを存分に堪能出来た。先回のパークハイアット東京の日本料理「梢」ではあまりの量の多さに、ご飯を少し残した彼女だったが、今日はすいすいと全てのお料理を美味しそうに完食していた。デザートはパイナップルと苺とカステラである。

この日もお互いの両親兄弟の話やお互いの過去の経歴など、かなり踏み込んだ部分に付いても話し込んだ。気が付くと、時計の針は午後9時45分を指しており、入店から3時間が経過していた。お代を支払いコートを着用した後、僕らは寒風吹きすさぶ銀座の街へ出た。ハイヒールを履いた彼女は筆者よりも心持ち背が高く見える。全国各地のご当地出身ホステスさんを指名出来る、田舎から上京したおじさん達御用達のキャバレー「白いバラ」の横を通って行ったら、いい気分でご帰還のおじさまを見送るドレス姿のホステスさん達が外へ出て来るのに遭遇した。それを見た恋人は「見事に大した美人はいませんでしたね」と茶化した。更に彼女は「キャバクラ何て絶対行くとこじゃありませんよね」と言ったので「その通り、キャバクラ何てろくな女はいないからね」と筆者は応じた。ちなみに佐渡唯一のキャバクラ「パレス」は、開店から7年が経過したところでババクラと化した。発足当時の20代のキャストなどは当の昔に退店し、かなり年増のキャストしか揃えられないのがその理由だった。そしていつの間にか佐渡のキャバクラは閉店しているようであった。

僕たちは和光の手前で地下街に入った。2015年の6月に日本から撤退したマキシムドパリがあった場所を左手に見ながら西銀座駐車場に到着し、料金を精算した後にi8に乗り込んだ。平日の夜の銀座の道路は空いており、30分ほどで彼女のマンションに到着した。

先付け

椀物

御造り

彼女用の御造りには鮑の代わりに雲丹が乗せられていた

煮物

店内の様子

焼き物

鱒の蕗味噌かけ

河豚の白焼き

焼き物を食べる彼女

御凌ぎ

米沢牛の網焼き

お食事

桜海老と筍の炊き込み御飯

ご飯を食べる彼女

デザート

カステラ

デザートを食べる彼女



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