佐渡の翼

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ANAファーストクラス搭乗記その1     投稿者:佐渡の翼

2016年07月19日 04時29分02秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

2015年9月20日午前11時8分、筆者は勝利の美酒に酔いしれながら、グラウンドスタッフから、燦然と輝くファーストクラスの搭乗券を受け取った。座席は2列目のD席がアサインされていた。窓際席ではないが、ファーストならばどこでも同じである。筆者は、搭乗を待ちきれずに並び始めたビジネスクラスの客達を尻目に、喜び勇んでファーストクラスのラインへ向った。ラインの先頭で待つ事2分ほどで搭乗開始のアナウンスがあった。その際に何気なく後方を見たら、いつの間にか、よれよれの青木のスーツを着たおじさん二人組みが筆者の後ろに並んだのに気付いた。ファーストクラスの客で搭乗レースに参加するようなせっかちな人はいないので、彼らがエコ席利用のダイヤモンド会員である事はすぐに分かった。筆者はトップでゲートを通過すると、エスカレーターを小走りに下った。下り終えたところで後方を振り返ると、彼等の姿は視界から完全に消えており、追撃される気配すら感じなかった。完璧な勝利を不動のものとした筆者は、「左手ファースト、右手ビジ及びエコ」の案内標柱をゆっくりと睥睨した後、悠然とファーストクラス客専用の搭乗橋へと歩を進めた。すると前方の搭乗口前に、にこやかな表情で出迎える二人のCAさんの姿が見えた。向かって右手に中央席担当のパーサー絹川さん、そして左手に右翼席担当のパーサー武田さんが最敬礼で出迎えてくれた。筆者は2D席に座ると、ハンティングワールドのバックパックからコンピューターを入れたステファノマノのバッグを取り出し、それらをオットマンの下に置いた。そして赤のマッキントッシュのレインコートを脱ごうとしたら、すかさず絹川さんが飛んで来て、「お客様、そのコートをお預かりさせて頂きます」と言った。座席の上の荷物入れはそれぞれの客専用のスペースになっているので、そこへコートを伸ばした状態で置いておけばいいのだが、それでは離着陸時にコートが折れ曲がる。ファーストクラスでは、お高いコートをしわくちゃにさせてはいけないとの配慮から、ハンガーに吊るすためにそれを預かってくれるのだ。ビジネスクラスでは一々CAさんにその事を頼まないとコートを預かってはもらえない。こんな素早くさり気ないサービスから早くもファーストクラスによる極上の旅は始まっている。

筆者は、可愛い表紙のFlight log bookを絹川さんに渡しながらログ帳の記入を御願いした。そして記念写真を撮るからポーズを取るようにと彼女に命じたら、「ただいまチーフパーサーを呼んで参りますので少々お待ち下さい」と言いつつ。「チーフ、チーフ」と言いながらCPさんを手招きした。そしてチーフの高橋さんを真中にして右翼担当の武田さんも加わり、ファースト担当のCAさん三人全員をまとめて撮影した。EOS5DSは一番若いCAさんの表情を感知してそこに焦点を合わせるらしく、そのような仕上がり具合の写真となった。そして絹川さんが「このようなログ帳はどこで手に入れられたのでしょうか?」と問うて来たので「それはネットで注文できるんだよ」と答えてあげた。飛行機のログ帳はこのサイトで購入出来る。このサイトでは定期的に可愛い表紙のログ帳の新作を発表するので、筆者はその都度それを買い求め、欧州路線国際線用、アジア路線国際線用、国内線専用と三者三様に使い分けている。いずれも一冊740円程度と安いので、筆者は毎回新作を購入している。

エスカレーターを降りるとその先に

夢のファーストへの入り口が

あった

お出迎えのCAさん

3人の担当CAさんをまとめて撮影した。撮影機材は5000万画素を誇るEOS-5DSである。今回の旅ではEOS-5DSとEOS-1DXの両機を持参した。

Flight log book



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