佐渡の翼

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まさかの大逆転の結末    投稿者:佐渡の翼

2016年07月18日 04時56分28秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

2015年9月20日、午前10時50分にANAラウンジを出た筆者は、その5分後に109番ゲートに到着した。ゲート前の並びレーンは、「ダイヤモンド会員並びにファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の3列に分けられており、向かって左手にビジネス、中央にファースト、そして右手にエコノミーラインが配置されていた。筆者は、カウンターの前でコンピューターのキーボードを叩くおねーさんの真向いの席に座り、搭乗開始のアナウンスを待った。

すると午前11時丁度に筆者の名前が読み上げられた。まさかの大逆転勝利である。「やったあ~!!」と、小躍りしながら筆者はおねーさんの元に走った。そしてビジネスクラスの搭乗券とパスポートを差し出し、両手でダブルブイサインをしながら「イエ~イ、イエ~イ、ファーストっす!!」と歌いながら踊ってやった。それを見た背後のエコのおばさん達がくすくす笑っていたが、筆者は嬉しくてしょうがない。まるで盆暮れが一緒にやって来たような、そして9回裏に逆転満塁サヨナラホームランを放った打者のような気分になった。天にも昇る気持ちとは正にこの事である。この1年、毎日のようにメールが届くたびに「ANAからかなあ~」と期待しながら開いては落胆していたので尚更である。何年もの間求愛し続けた恋人からついに結婚の約束を取り付けるのに成功した時のような嬉しさであった。そしてこのファーストクラスで過ごした11時間23分が、今回のロンドン・バルセロナ・パリ旅行の全てとなり、ファーストクラス以外の欧州での滞在経験は全て付録と化してしまった。そのくらいこのANAのファーストクラスは凄かったのだ。

ANAのアップグレード割り振り担当者(イールドマネージメント担当者)は、アップグレード申し込み客の会員ステータスや直近のANA便の利用状況並びにマイルの獲得方法などを細かく分析している。その分析結果を基にしてアップグレードの有無を決め、マイルを償還しているのだ。筆者が10倍の競争率を勝ち抜き、繁忙期の欧州路線のビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードに成功した要因を筆者なりに分析してみた。その結果、ブロンズのステータス、2015年前半の国内便の利用頻度の高さ、並びに利用座席等級の高さが最終的な決め手になったのではないかと推測した。勿論、ブロンズデスクに頻繁に電話をし、アップグレード要望のプッシュを欠かさなかったのも功を奏したのかもしれない。

今回のトルコのクーデター未遂事件は、実はトルコ政府自身が仕組んだマッチポンプだったと言う説がもっぱらである。つまり、政府関係者の誰かが秘密裏に、政府に不満を持つ軍関係者(ギュレン師一派ら)と接触し、トルコ軍に対し反政府の反乱クーデターを起こすように焚き付け煽り立てた。そうやってマッチで火付けをして騒ぎを起こしておいた後、頃あいを見計らい、今度はツイッターやスマホなどのメデイアを駆使して政府擁護と反乱軍鎮圧の方向へと国民を扇動し、何食わぬ顔で、火付け役自身が鎮火と消火の役回り(消火ポンプ役)を演じ、政府への賞賛と言う利益を得るのに成功したのだ。これぞ正しく絵に描いたようなマッチポンプである。マッチポンプと言う手法は、国際社会では相手を葬り去るための手段として頻繁に使われて来た。今回のトルコのクーデター未遂事件も政府自身が権力の基盤強化のために自らが仕組んだマッチポンプ芝居と言うのは最早常識になりつつある。マッチポンプの手法を最も得意とするのは米国である。9.11テロやロシアのウクライナ暴動なども米国が仕組んだマッチポンプだという説は今なおくすぶり続けている。国際社会の外交専門家ですらマッチポンプ手法に容易に騙されるのだから、愚鈍な佐渡島民が翼の仕組んだマッチポンプにいとも簡単に騙されるのは当然と言えよう。



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