佐渡の翼

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マスメデイアの取材を拒否するお店    投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年11月19日 06時00分51秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
東京には、マスメデイアからの取材を拒否し、一切の広告宣伝も行わない隠れた名店と言われるお店がある。そうしたお店では、ブログでの公開も拒否するゆえ、店内やお料理の撮影を禁止するほどの徹底ぶりだ。その種のお店は、たいていはこじんまりとしたお店で、常連客で常に満席である。宣伝を拒否するのは、これ以上有名になると、多数のお客が押しかけて多忙になる結果、サービスや料理の質を一定に保てなくなり、常連客に迷惑をかけるかもしれないという懸念からであり、宣伝拒否そのものはそのお店のお料理のレベルの高さを示す証拠かもしれない。僕は、世田谷のとある人気店に入り、注文したお料理を撮影しようとしたら、従業員の方から、「撮影禁止」を告げられ困惑したことがあった。しかし、お料理は文句のつけようが無いほどの美味さだった。

一方、佐渡にもその種のお店があるらしいという噂を聞いた。さすがに電話番号は公開しているが、エスライフなどには広告を出さないお店だそうだ。さぞかし隠れた名店なのだろうと思い、そのお店に食べに行ったことのある人にお料理の感想を聞いてみた。その人曰く、「近隣の常連客を相手にそこそこ営業しているだけで、格別美味しいというほどのものでもない。宣伝しないのが正解で、宣伝したら逆効果で、もっと客は減るかもしれない」とのことだった。更にこの人は「ああいう偏屈な人が経営するお店には近づかないほうが賢明だよ。嫌な思いをするかもしれないから」と言った。ところがこのお店、宣伝広告は嫌いと言いながら、エスライフの2007年7・8月号にちゃっかり広告を掲載しているのだ。飲食店の取材拒否などは、激戦区の東京でやってこそ意味があるのであり、佐渡のような競争の乏しい田舎でやったところで自滅するのがおちではないだろうか?もしこの噂が本当ならば実に奇妙な島である。

画像は、店内撮影は勿論のこと、インターネット上への公開も拒否する張り紙を掲示している、築地の「鮨文」さんである。


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