妙照寺は、日蓮が佐渡へ配流となった後に塚原から移り住んだ場所に建立されたお寺である。日蓮がこの地で「歓心本尊抄」を著したのは有名な話である。本堂の屋根は茅葺で、新穂の大日堂に良く似ているが、よりどっしりとしかつ重厚荘厳な印象である。庇部分の彫刻は色と言い造りと言い、素晴らしいの一言に尽きる。本堂と渡り廊下で繋がった祖師堂から見下ろした本堂の屋根を紅葉越しや桜越しに撮影すればいい写真が撮れそうである。
妙宣寺には、左横に鐘楼がある第一山門(仁王門)が寺の南側にあり、ここを潜り石段を下ると道路に突き当たり、そこを渡ると第二山門に至る。大抵の観光客はここを第一山門と誤解するが、地元の人でもそう思っている人が大半であろう。
境内に咲いていたツツジ
紅葉
上方から見た妙宣寺の茅葺屋根
これが第一山門
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