佐渡の翼

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これが真野のバスカレー    投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年04月14日 06時06分35秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
おやじが早速カレーの作成に取り掛かった。まず、フライパンに油を敷き、何かを焼き始めた。カレーの中に入れる具でも炒めているのか?不思議に思ったが、後に、それはカレーにトッピングする目玉焼きと判明した。おやじさんに、「ご飯は少なめでお願い」と注文をつけておいた。おやじさんは、カレーのルーをぐつぐつ煮込まないような温度で温めていた。つまり人肌程度の温かさだ。

7分ほどでカレーが出来上がった。水を入れたコップの中にスプーンを突っ込み、それと共にカレーライスをおやじが運んできた。見ると、ご飯が見えないくらい、ルーがどっさりとかけられている!目玉焼きがトッピングされ、福神漬けがパラパラとかけられていた。僕は、まずカレーの真中にスプーンを突き刺してカレーライスを一口分すくい上げ、それを口の中へと運んでみた。中辛という感じでけっこう美味い!僕にも入院の経験がある。食欲の無い病人でも食べられるようにと病院食で出されるカレーは意外と美味しい味付けになっている。そして、運転免許試験場内に設置された、ただ空腹を満たすためだけに存在する食堂で出されるカレーライスも似たような味だ。真野のバスカレーはそれらとほぼ同類の味付けであった。おやじさんの話では、このルーは市販の物ではなく、おやじさんが独自にブレンドして仕上げたものだそうだ。具剤としてのお肉は、帝国ホテルのカレーのような柔らかいビーフなどではなく、脂身の多いバラ肉であったが、じゃがいもは大粒の物が入っていた。僕のような低所得者層の人達が低料金で空腹を満たすのに充分な量と味であろう。佐ガットさんなら一言いいそうだが僕の評価は限りなく★★★に近い★★だ。

もう一軒、調査に伺うお店が控えていたので、カレーライスは半分ほど食べたところで残してしまった。残飯を整理するのにも費用がかかるだろうと思い、僕は千円札をおやじさんに渡し、おつりはいらないからと言い置いて店を出た。再訪しようとは思わない屋台だったが、いい経験をしたと思った。



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