佐渡の翼

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幽霊の正体見たり枯れ尾花(スナック舞)    投稿者:佐渡の翼

2008年12月31日 07時13分45秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
そうこうするうちに、若いあんちゃんさま3人組がご来店になった。そのうちのお一人はかなり聞こし召しているご様子だった。彼らはこのお店の常連らしく、高級キャバクラ風娘さんは、そちらの客の接客へと移って行った。代わって、美人ママが当方の真向かいに座った。「お客さんお一人?お仕事?どちらから?どちらにお泊りかしら?」といつもの質問が始まった。適当に答えておいたが、胸元をやや深目に切り込んだスーツの下のブイネックのインナーがきりりとした印象を与え、それでいて周囲に華やいだ雰囲気を漂わせていた。丁度ジントニックを飲み終えたところだったので、ここが潮時と思い、ママさんにお会計をお願いした。お代は1,100円。

するとママさんはカウンターの端に移動し、領収書のページをめくりながら顔を上げ、小首を傾げつつ満面の笑顔で「あ、佐渡の翼さんですか?」と尋ねてきた。ママさんの眼力の鋭さは、高級キャバクラ風娘さんの比ではなかった。「ジントニック」、「一杯だけ飲んで帰る客」、「デジカメで撮影する客」、この三つのキーワードがママさんの頭の中のコンピューターを瞬時に起動させ、「佐渡の翼」がヒットしたかのようなタイミングで尋ねてきたのだ。今までこれほど直裁的に質問されたことはなかったので当方は一瞬驚いた、しかし実は内心心地よかった。こんな美人ママが当ブログの愛読者だったのかあー。ばれたからと言ってあらがう必用はなかろう。仲良くしさえすればそれでよいだけの話だ。そう思いながら、ママの奇襲質問にも努めて冷静さを装いつつ「え、それは何ですか?」と、怪訝そうな顔でそ知らぬふりをし、とぼけておいた。まさかいくら何でも「あなたは佐渡の翼さんですか?」と尋ねられて、「はいそうです」と正直に答える人はいまい。それを百も承知の上で、あくまでも自然な笑顔で「佐渡の翼さんですか?」と尋ねてきたのだ。筆者には心の動揺は全くと言っていいほど無かった。それどころか、この美人ママに好意すら抱いてしまった。彼女は独身なのか既婚者なのか?いやそんな詮索はやめておこう。もしもママさんが、引きつった笑顔で懐疑的な言葉を発していたら、この心地よさは恐らく不快感に変化していたであろう。このママさんは「客の心を捕まえるとは何たるか」を充分に心得ている。そしてそのことを従業員にもしっかりと教育しているようである。

恐らくこの記事を見た佐渡じゅうに散らばる当ブログの愛読者の何人かは「佐渡の翼」さんの身体的特徴やその風貌を何とか聞き出そうとスナック舞を頻繁に訪れるであろう。結果的に一時的にせよスナック舞の客は増えるかもしれない。入れ替わり立ち替わり客が現れ、同じ質問を繰り返すため、うんざりした店側が、ドアの前に「当店は佐渡の翼さんに関するご質問には一切お答えしておりません」などという張り紙を掲示する事態になるやもしれぬ。しかし、眼鏡をかけ、服装にさほど気を遣わない、メタボ腹で禿げ頭の品のなさそうな人が佐渡の翼の正体で無い事だけは知るであろう。そして「ついに佐渡の翼の正体がばれた」「佐渡の翼の面が割れた」「スナック舞のママが佐渡の翼と遭遇!」「佐渡の翼を見破る鍵はお洒落な人」「面が割れれば身元が割れるのは時間の問題」などという扇動的なタイトルで某掲示板や某ブログのコメント欄に嬉々として書き込む輩が出現し、無責任な誹謗中傷発言が乱れ飛ぶのも容易に想像がつく。そして掲示板と呼ばれる物がいかに出たら目な書き込みを垂れ流し続けているのかという事も改めて思い知るであろう。しかしスナック舞の従業員はママさんを含め、「佐渡の翼」さんという大事な客を売るような事は絶対にしないはずだ。「舞」を信じて訪れた大切な客だ。その客を裏切るような真似をあの聡明なママさんがするはずがない。ママさんを始め「舞」の従業員達の口は堅い。筆者はそう強く信じている。だからこそ、こうして正直に正体を明らかにしたのだ。

佐和田のスナック愛、スナックアリス、ラブジャンキーなどのお店の調査は既に終了している。スナック舞が両津でいや佐渡で最強、最優良のスナックであると断言して間違いはないと筆者は思っている。

佐渡の翼で明け、佐渡の翼で暮れた今年の佐渡観光!来年も面白辛口記事の掲載で読者の皆様を楽しませます。このブログを御愛読の佐渡及び全国の皆様!どうぞよいお年をお迎え下さい(佐渡の翼管理人)。


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