恨ミシュラン（新宿のカレー屋編その２） 投稿者：ミシュラン覆面調査員

ポークカレー、チキンカレー、カツカレーなどが人気メニューのようです。この辺は佐渡と同じです。店内には著名人の色紙が飾られていましたが、ほとんど故人か知らない人達ばかりです。待つ事４分ほどでシーフードカレーがご登場。希望者にはコーンサラダがサービスされますと書いてあります。数人が注文していました。

いか、芝海老、普通の海老（一匹のみ）、帆立、画像では隠れていますが小さなあさり、ムール貝（２個）まで入っています。これならシーフードカレーに間違いありません。ルーがスープ状になっているため、皆さん残さず飲み干していました。まず「特に力をいれて独特の風味を醸し出しているという」ルーを味見してみると、確かに美味しい。

ライスが昔懐かしい給食風の俵型です。カレーの中にライスが浮かんでいるような感じです。ところがご飯を一口食べた途端、「うわあー、何ですかあーこのお米は？」、思わずそう叫びそうになりました。「魚沼産こしひかりを食べた後だけに、恐ろしく口に合いません」。調査員は７割ほど食べたところでギブアップ。ご飯のうまさは丸泰さんの方が遥かに上。従業員が米袋を抱えて厨房に入っていくのを見たら、明らかに安っぽいお米を使用していました。しかし周囲を見渡すと、皆さん汗をふきふき完食しているのです。新宿の場末のカレー屋さんってえー相当凄い所です。これで８００円。

味の丸泰さん＋モンスナックさん÷２＝美味しい！！。

４０年近く地下街で息づく懐かしのカウンターカレー屋さんのお味は「どんだけえー」。あーあ、再び恨ミシュラン。