春色な夕食 投稿者：東京ハナコライフ

向かって左側は、伊勢丹限定の「リチャードジノリ」のシャンパングラスです。底の部分だけ色が付いていて、カラーアクセントがきいています。グリーン以外にも、黄色、赤、ピンクなどがありますが、この色は人気があるらしく、１１月上旬で早くも完売しました。昨日再入荷したとのお電話があり、早速買いに行きました。

ワインは、オーストリア産のブリュット・ロゼワインです。お料理は、手前が花びら入りのアスピック　オマールキャビア。奥左はタルト　レギューム（お野菜）、奥右がタルト　フリュイド・メール（シーフード）です。いずれもエデイアールで購入しました。

春のおもてなしメニュー、ドレスコードは花の色。佐渡は毎日、曇りや雨・雪のうっとうしいお天気が続いていますね。でも東京は毎日乾燥した晴れ。朝の冷え込みもそれほどでもないので、春が近づいているようなうきうきした気分になります。佐渡にも早く春が訪れるといいですね。

今週末は都内の紅葉が見頃。東京の紅葉は、流行と違い、佐渡よりも１ヶ月遅れてやってきます。

恨ミシュラン（新宿のカレー屋編その１） 投稿者：ミシュラン覆面調査員

佐渡での恨みをはらすべく、調査員は新宿紀伊国屋の地下街にやってきました。ここにはＢ級グルメのお店が密集しています。その中でカレー専門店の老舗「モンスナック」さんを訪ねてみました。東京オリンピックの年、昭和３９年に開業以来、味やスタイルを全く変えていない老舗だそうです。

ケイブンシャの大百科別冊「食べて選んだカレーの美味しい店２１０軒（首都圏最新版）」なる、ふるーい、雑誌掲載記事が張り出されていました。ランキングは１８位。こういう所はえてしてはずれの事が多いのですが、お値段が６５０円から９００円と、佐渡の丸泰さんとほぼ同じ価格帯に惹かれました。しかし、客層が、ユニクロやイトーヨーカ堂で購入したと思われる衣服をお召しになった方ばかりのようで、リッツカールトン帰りの格好でお店に入るのは相当勇気がいります。

お店は吉野家や松屋のようなカウンター形式。１５人も入ると満席になるほどのこじんまりとしたお店です。お客さんがまばらになり始めた頃を見計らい、思いきって店内へ。一番奥の席に陣取りましたが、明らかに場違いな雰囲気（逆の意味で）。完全に浮きまくっています。後からやって来た親子連れが、不思議そうな顔でこちらを見つめていました。カウンターの中のおねーさんは場慣れた様子で、「うちへミシュランなんか来るわけねーだろう」というような表情で、ご注文は？と聞いてきました。迷わず「シーフードカレー」を注文。するとおねーさんが「はいシーフード一丁」と言うと、奥の厨房から「へい、シーフード一丁」と復唱する声が返ってきます。続いて間髪を入れずに「お飲み物が付いております。アイスコーヒー、グアバジュース、オレンジジュースの中から一つお選び下さい」。「アイスコーヒーを頂戴」。かくして恨ミシュランの東京編が始まりました。