読書感想文。

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「2999年のゲーム・キッズ」を読んで。

2008-09-05 08:38:02 | 作家さん/わ行
渡辺浩弐さんの「2999年のゲーム・キッズ-完全版DX」を読了しました。

最初のストーリー以外はショート・ショートっぽいのですが、それほど飽きることもなく満足度は70%です。

「そもそも、お前らは子供を持つ資格などない人間だった。どんなに恩着せがましいことを言っても、本当は、見栄と自己満足のためだけに俺を作りやがったんだ。」

子供を作るちゃんとした理由が私にはまだ見つかりません・・・。

「無口に、無表情に、勉強をがりがりするその勢いだけではまともな社会人になることはできない。むしろ社会に出た途端に挫折してしまうだろう。そこでは頭の良さよりも、爽やかな笑顔の方が必要になってくるのだから。」

結局は勉強もスポーツもそこそこに出来ないとダメなのかな・・・。

「頭の悪い教師は学校の中で自分より立場の弱い子供たちに囲まれて過ごしているうちに、だんだんと、自分が偉くなったような錯覚に陥っていく。そして、王様のようなふるまいをするようになる。」

それほどひどい先生にはあたってこなかったとは思いますが、上記のような先生もいるんだろうなぁと納得してしまいました。

それでは、また。


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