読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「虚ろな十字架」を読んで。

2017-10-20 20:24:36 | 作家さん/は行
東野圭吾さんの「虚ろな十字架」を読了しました。

久々に重い内容の本を読みました。
ラストに救いがあるかと思いましたが、やはり殺された人は殺されたままだし、やりきれない気持ちが残りました。
『人を殺したら死刑』とシンプルに裁くことは間違っているのかな・・・。
満足度は75%です。

『死刑も悪くないと思うのは、どうせ人間はいつか死ぬのだから、その日を誰かが決めてくれるというのなら、それはそれでいいという気になってきた』

少し違いますが、最近自分が死ぬ時のことを考えていました。

と言っても自殺をしたいわけではなく、突然死したらどうしよう、と。

いわゆる孤独死は恐いな・・・とずっと思っていたのですが、死んでしまうなら恐くないのでは?と気づいたのです。
死んだら自分が無くなるのだから、後はどうなっても良いじゃん、と。

下手に助かるより、死んじゃっていれば、一時は身内に迷惑をかけるかもしれませんが、別に恐がることもないのかもと。

それでは、また。