誉田哲也さんの「ドンナビアンカ」を読了しました。
てっきり救いのないラストで終わると思っていたので、拍子抜けでした・・・。
たまたまドラマ化された「ドルチェ」を録画で見たばかりだったので、キャストの松下由樹さんがアタマから離れませんでした(汗)
満足度は70%です。
「自分を優しい人間だなどと思ったことは、それまで一度もなかった。まあ、取り立てて悪い人間だとも思わないが、あえて褒められるほどの善人でもない。飢えるほど困窮してはいないが、金持ちには程遠い。仕事にやり甲斐を感じているわけでも、人生に希望を持っているわけでもないが、世の中を憎むほどの絶望もしていない。おそらく、社会は俺の存在なんて必要としていないだろうし、俺もまた、社会に確固たる居場所なんて求めてはいなかった。死ぬのは怖いし苦しそうだから、なんとなく生きていいる。自分はその程度の人間だが、それの何が悪い、と開き直る気持ちもあった。」
あー・・・、激しく共感です。
それでは、また。
てっきり救いのないラストで終わると思っていたので、拍子抜けでした・・・。
たまたまドラマ化された「ドルチェ」を録画で見たばかりだったので、キャストの松下由樹さんがアタマから離れませんでした(汗)
満足度は70%です。
「自分を優しい人間だなどと思ったことは、それまで一度もなかった。まあ、取り立てて悪い人間だとも思わないが、あえて褒められるほどの善人でもない。飢えるほど困窮してはいないが、金持ちには程遠い。仕事にやり甲斐を感じているわけでも、人生に希望を持っているわけでもないが、世の中を憎むほどの絶望もしていない。おそらく、社会は俺の存在なんて必要としていないだろうし、俺もまた、社会に確固たる居場所なんて求めてはいなかった。死ぬのは怖いし苦しそうだから、なんとなく生きていいる。自分はその程度の人間だが、それの何が悪い、と開き直る気持ちもあった。」
あー・・・、激しく共感です。
それでは、また。