読書感想文。

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「狂桜記」を読んで。

2006-06-02 13:04:44 | 作家さん/か行
栗本薫さんの「狂桜記-大正浪漫伝説」を読了しました

満足度は65%かな。

登場人物の親戚関係が入り乱れていたので、把握するのが大変でした

リアルで誰かに言って欲しいセリフがあったので、残しておこうと思います。

「この世にはね、取り返しのつかぬ事なんか、殆ど無いんだよ。本当に取り返しのつかぬ事なんか滅多にありはしない。それどころか、どんな事だって、生きてさえ居れば、必ず良いほうにひとは変えてゆくことが出来るんだ。そうしないで、これはもう取り返しがつかないだとか、あれはもう遅すぎだとか、もうどうしようも無いとかといって、愚図愚図いって、結局何もしないで済ませてしまうからこそ、物事はどんどん取り返しがつかなくなって行ってしまうんだ。」

現状をリセットしたいって思うけど、それで事態が好転するとは思えなくて流されっぱなし。
誰かが背中を押してくれないかな、って待ってるだけ。
あー、ちょっと煮詰まり気味かも。

それでは、また