中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

ジェネリックにしてみる

2014-10-27 23:56:53 | 活動
連日、怪我ネタで恐縮ですが。

今日病院へ行ってきまして、診察と薬を出してもらいました。
薬は痛み止め。

処方箋を持って薬局に行きますと、「ジェネリックにされますか?」と聞かれましたので、お願いしました。

先発医薬品はボルタレンですが、それのジェネリックを貰ってきました。


さて、ジェネリック医薬品については、国をあげて普及に取り組んでいます。
要因はやはり医療費の伸びを抑制するため。
ジェネリックにすると、先進薬の2~7割になります。

厚生労働省の資料によりますと、現在の我が国のジェネリック普及率は46.9%。
これを平成30年3月末までに60%にする目標を立てています。

では、他国はどうなのでしょう?
これは厚生労働省の資料です。


(詳しくはこちら。厚生労働省ジェネリックページへ)


これは平成24年8月に出された資料で、数字はその前年のものですが、これをみるとアメリカがダントツで90%の普及率。
だいたいが60~70%の間ですね。

これを見ると、日本が先進国でも最低の普及率です。

普及しない理由として、厚労省では、ジェネリックに対する医療関係者の品質や情報提供、安定供給に対する不安が払拭されていない
ということを挙げています。

まあ、これはお医者さんや薬剤師さんに聞いてみないとわからないのですが、患者側としても「ジェネリックって本当に元の薬と
同じなの?」という感覚はあるように思います。

実際に説明される部分では、成分・治療効果は同じで製剤において工夫はできるということです。

治療効果が同等であれば、今後の医療費の伸びを考えてももっと普及させていかなければなりません。
そのあたりの情報と不安払拭を進めなければならないと思います。


なお、TPPにおいて新薬の保護期間が大きなテーマとなって揉めているようです。

この結果によってもジェネリックの普及率は変わりそうですし、注目ですね。 
まあ、オバマさんがいるうちには、TPPは決まりそうにはない感じですが。

 
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