中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

待機児童と幼稚園と

2022-06-02 17:38:37 | 活動
先日、加古川市の待機児童がゼロになったと広報されました。

思い起こせば、2010年に初当選して初めての議会(9月議会)・初めての一般質問で取り上げた議題が
待機児童問題でした。

当時は8人の待機でしたが、それからドンドンと増えて一時期は県下最悪の待機数にもなりました。
それから12年。
保育園の増設、定員増、こども園化、保育士確保など様々な施策をうち、ようやくここまで。。

長かったですが、感慨深いですね。

しかし、これからの問題は残っています。

①人口減少によって、これからは定員割れの保育園が出てくることが予想される。
 →子供の取り合いになる。特に新設は難しい。

②希望の園に行けない「潜在的待機児童」は未だ多い
 →特に加古川南部に集中。

この2つを考えると、新設は難しいが潜在的待機児童がいる加古川南部では依然として保育園不足となるわけです。

これをどうするか。
私は幼稚園の改革だと考えています。

基本的には①預かり時間の延長と②質の高い幼児教育の提供です。

預かり保育という制度はありますが、希望者のみですし料金もかかります。
延長をする場合、人材確保やそれに伴う財源の問題はありますね。

ただ、幼稚園の園児数が減ることで統合・再編計画が市から出るなかで、まずは園児確保に動くべきですし、その点でも
潜在的待機児童を幼稚園に呼び込む施策は必要だと思います。

そして、幼稚園の特徴は何といっても「教育機関」であり、小学校への連携が強いこと。
そこを強化することで、より魅力的なものになるはず。

幼稚園に対する市の考え方が未だハッキリとしていないので、この改革案も練り上げて提言したいと思います。




コメント
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