中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

やはりデータを見なければ

2017-01-20 22:26:04 | 活動
今日は面白いお話が聴けました。

少子化は言われて久しい気がしますが、政策として動き出したのは1990年。
当時1.57ショックと言われたわけですが、今は加古川で確か1.45だったと思います。
(手元に資料が無くて。。)

原因には、未婚・晩婚化など言われますが、巷で言われるのが「女性の社会進出」。
女性が家にいた方が出生率は上がるということです。
仕事か家か、どっちがというのでなく自由に選択でき自己実現できるのが本来だと思いますが、
まことしやかに言われるのもまた事実。

で、データはどうかというと、全く相関はなし!

出生率に相関があるのは、未婚・晩婚・都市化のようです。
逆に都市化が進んでいないところでは、女性が職を持っているほど出生率はあがる結果に。

常識の様に言われることも、やはりデータを見なければいけないですね。
現実では違うことも言われがち。

また、保育園整備に正の相関、女性の収入には負の相関が認められるとのこと。

つまり、キャリアを積む女性は出生率が低くなるわけですが、その対策として保育園整備をすれば
正しく効果がでる政策ということ。
あとは育休や男性の育児参加も変数に入れてはいないですが、女性のキャリアと仕事を考えると
必要な気がしますね。

ということは、現在、国及び行政が進める保育園整備は出生率においても有効であると言えます。

都市とまでは言えない加古川市においては、女性に職を持ってもらい、そこに保育園を整備しつつ
未婚・晩婚化対策も並行して行えば自然増を見込めることになります。

久しぶりに統計分析の話を聞きましたが、面白かったですね。
脳は疲れましたが(笑)

コメント
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