中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

国会議員さんの育休騒動に思う

2015-12-25 23:00:29 | 活動
結構議論をよんでいますね。
賛否両論ということで。

基本的に、育児に積極的に参加しようということは良いことというか、これからは当たり前のことであると思います。
また、そんな育休がとれる社会であるべきですし、議員もというのも理解できます。

しかし、本会議も欠席となると、疑問符がついてしまうのが個人的な感想です。


そもそも、国会議員と地方議員で差はあれど、基本的な仕事は二つ。

議員活動と政治活動です。

議員活動は、本会議においての議論や議決です。
これは議員という仕事の本質であると思います。

政治活動は、自分の後援会活動であったり、イベントに呼ばれて挨拶したりなど様々。
簡単に言えば、議員活動以外は全てこれです。


今回いろいろと騒動になったのは、この政治活動の部分をすっ飛ばして、「議員活動休みます」ということが一つかと。

国会議員の会期は延長含めて夏ぐらいまであるわけですが、その間にどれくらい拘束される部分があるのかはわかりません。
ただ、ずーっと拘束というわけではないと思います。

その間に自分の政治活動、言わば次の選挙のための活動があるわけですが、ここを休みますというなら理解できるんです。

まあ、ここは前提として言われているかもしれません。私が見逃していたなら申し訳ありません。
ただ、政治活動の部分を語らず、いきなり本会議の話になってしまうと、やはり違和感があるんですよね。。

そして、やはり選挙を経て議決をする資格を与えて頂いているということを踏まえると、やはり前述の答えになるわけです。


そもそも、京都と新潟の議員さん同士ですから、どこに住むかわかりませんが、東京であれば余計にその調整ができるはず
ですしね。


国会で育休の制度があるのなら分かるのですが(未確認ですが産休はあると思います)、制度もない中で毎回欠席となって
しまうのは前例としても良くないかなぁとも思います。
産休のように制度としてあって、そこで個人判断というなら、説明をすれば良いと思いますが。


その辺で、「ただの良い格好しい、アピールだけ」とか言われてしまうんでしょうけれど、またそれもご本人の本意では
ないだろうし。
もう少し丁寧に説明と対応をされたら良いのかなと。


とはいえ、問題提起としては大きかったと思います。

実際、今後は女性議員も増えるでしょうし、その際にどうするんだという議論は間違いなくあるでしょうから。
国会周辺に、議員も国家公務員も使える企業内保育園みたいなのがあれば良いかもしれませんね。
まあ、いろいろと柔軟性を持たせつつ制度を考えていくべきでしょう。

地方議会は、多くが4会期制だと思うので、その間は調整できる(政治活動になる)ので、どちらかというと会期の長い
国会等に起こる問題ではありますが、今後の社会の在り方を含めて、みんなで考えねばなりませんね。 

ちなみに、加古川市議会でも育休制度はありません。
産休は制度としてありますので、今後、使われることもあるかもしれませんね。
コメント (2)
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