中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

青年局総会(@大阪)→青流戦前夜祭(@加古川)

2012-10-27 22:06:02 | 活動
今日は大阪にて党の青年局近畿ブロックの総会が行われました。

今後の近畿ブロックのあり方などを話し合った後は、「元」ジャーナリストの
上杉隆氏の講演。



「元」というのは、今の日本のメディアは全然ダメで、それと同じにされたくない
との思いからだそうです。

ちなみに、上杉氏は、兵庫県議の石井健一郎さんと同じ高校の同級生だとか!

さて、講演テーマは「民主党の問題点と再生」ということで、報道に関わる方の目線
からのご意見がありました。

大前提として、民主党(上層部)はメディアの使い方が下手ということです。
それは何故かというと、メディアの仕組みを知っている人がいないから。
そして、その仕組みの最たるものが記者クラブです。

記者クラブは大手メディアのみのカルテルなわけですが、そこには官僚、特に
財務省との強力な関係があります。

大手メディアの、省庁への弱みの具体例として
①各社の本社の土地は、国からの払い下げで、一等地にあるにも関わらずタダ
ということ
②決まって3年ごとに追徴課税がある3~6億ほどあるが、言うことをきかないと、
倍の追徴が来たり、2年連続で来たりと締め上げられる。
(なお、追徴は脱税があるからだが、各社カルテルがあるため互いに報道しない)

そのようなところから、官僚はメディアに対して脅しをかけつつ、都合のよい
報道をさせます。
対してメディア側も、弱みはもとより、記者クラブ内で情報を独占できますし、
すばやく情報を得て報道できるため、うまみがあり反対しない。

この持ちつ持たれつの関係が、この国の大きな現況である。

なお、アメリカでは軍部と民間業者が結びつく(そこから戦争へ)が、メディアが
国と結びつくというのは、日本だけである。

その意味で、日本のメディアは腐っている。

このようなメディアと対するには、弱みを突きつつ上手く操るべきであり、そうした
人が海外では当たり前に存在する。

日本にはそうした人がおらず、もっぱら個人の力であり、それが上手かったのが
小泉であり、今は橋下徹である。

民主党は、この記者クラブをオープンにして各国から評価されていたのに、また
元に戻ろうとしている。そこを各国は批判している。

メディアをしっかりと押さえ、オープンな議論を見せていくことが必要である。


だいたい、ポイントとしては以上でした(私の意訳もあります)。

その通りだと思います。
官僚とメディアが結びつき、世論を作っていきます。
少なくとも、彼らはそう思っています。

その点、橋下さんを独裁だとか、民自合併話の時は大政翼賛会だとか言っていましたが、
自分達が一番、戦前~戦中の軍部の情報をそのまま垂れ流して戦争への世論を作った頃
と変化がありません。

こうしたことに国民として対処するには、多方面から情報を得、自身で判断すること、
つまりメディアリテラシーが必要でしょう。

そして政治家は、そうした官僚やメディアが作り出す流れにおいて、誤っている場合は
しっかりと立ち向かうことが求められます。

報道の現場にいる上杉さんの話は、とても興味深いものでした。


さてさて、それが終わったのが17時過ぎで、急いで加古川へ戻りました。
加古川青流戦の前夜祭が18:30からなのです。

大阪の街を走り、何とか間に合いました!

いま、加古川は「棋士のまち」としてPRしており、青流戦は若手棋士の登竜門として
作られた大会です。
決勝は、永瀬五段と伊藤四段の対局となっています。
明日は第二局。
なお、今日の第一局は永瀬五段が勝っています。

記念の花束贈呈と、記念品の加古川和牛贈呈は、市長とゆるキャラ!
(左がウェルピー、右がかっつんです)



プレゼント抽選会では、船江五段の色紙が当たりました!
ので、記念写真も撮っていただきました。



色紙には「凌雲の志」と書かれています。
良い言葉ですね。

私も志を忘れず、歩んでいきたいと思います。

コメント
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