中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

つくばにいます

2010-08-23 19:24:04 | 活動
今日から、つくば市で行われている市町村議員研修会に参加しています。
今日・明日と2日間行われていまして、初日の今日は記念公演として野口和雄氏と実践報告ということで京丹後市から大同前議長のお話がありました。

野口氏は「縮小時代の自治体政策とまちづくり」というテーマ。

少子高齢化のため「限界集落」、つまり高齢者の「買い物難民」「医療難民」が続出する。また、その子供たちが相続拒否することによる放棄物件の増加が問題となってきている(相続しても損しかないので、兄弟の共有地となり荒廃してゆく)。
つまり、日本では起こらないと思われていた「スラム化」の前兆が見られている。
今後の都市計画は、地域コミュニティ・自治会・町内会の衰退を考慮した行動が必要となってくる、とのこと。
その中では、「支えあい幸福度を求めていく」という方針転換が必要になる。

という内容でした。
正直、かなりショッキングでした。すでに、群馬県では駅前のマンションが放棄され荒廃しているということで、スラム化も現実のものとなってきています。

加古川におきましても、一戸建ての空家も目だってきており、他人事ではありません。

都市計画、その中で福祉や人口政策など複合的に考えていなねばなりません。


大同前議長は、京丹後市が「身近な行政」となるために行った改革について講演されました。

加古川におきましても以前から改革は行っているわけですが、京丹後市はさらに進んだものでした。
インターネットやテレビによる議会や全員参加の委員会の生放送を始め、委員会における議員相互間討議、全議員による議会報告会など、先進的で刺激的でした。

インターネット放送については質問事項にしようと前々から考えていたこともあり、非常に参考になりました。

明日は4つの分科会に分かれての研修です。
テーマは「自治体議会の改革課題」。

しっかり勉強して、加古川市政にいかしていきます!

それでは、また

コメント
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