STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

梅雨時の夕日

2007年06月26日 | 風景
梅雨も本番。雨は降らなかったけど、湿度が高くムシムシ状態。
時折日差しがあったので、気温も上がってよけい大変。

そうした中、日没頃の西空がぽっかり雲が切れ始めた。
そこに、クッキリと輪郭が分かるオレンジ色の太陽を見ることができた。
本日の一番の風景。


塩尻東ほたるまつりが開催されました

2007年06月24日 | 自然
塩尻東地区センターと近くの田川・四沢川ほたる成育地域において、「ほたるまつり」が開催されました。

■ほたるの展示

地区センター内には、地域の保育園、児童館の児童たちによるほたるの絵が飾ってありました。これは切絵っぽいほのぼのした絵ですね。そのほか、図書館では、ほたると星コーナーということで関連書籍の貸出しが、ホールではほたると星の講演会も行なわれていました。

■開会式

午後5時に開会式。大勢の人が集まりました。来賓の方も勢ぞろい。手前には青のTシャツで揃えた塩尻中学校のブラスバンドが控えています。


■観察会(明るい時)

天気は、ほたる鑑賞には問題なかったのですが、星見には、晴れたり曇ったりしていてヤキモキ。開会式後、晴れ間が多くなってきて、まだ空は明るいのですが、金星や月を観察していただきました。初めて金星を見た方にとっては、真っ白で欠けた姿は新鮮なようでした。
(写真では曇り空ですが、実際に雲間から金星と月の観察は出来たのですヨ)


■観察会(暗い時)

センターでの講演会後、空は暗くなってきて、ほかの天体も観察できるようになってきました。土星、木星には感嘆の声が・・・。月面の細やかなクレーター群にも驚かれていました。


■国際宇宙ステーション

20時7分から10分頃にかけて、国際宇宙ステーションの通過が見られました。
西山に雲があったため、見え始めは逃しましたが、高度が高くなり明るくなってきて明るく輝いていました。
皆さん望遠鏡での観察はひとまずやめて、大空を仰ぎながら見あげていました。
(建物左側に、木星の光点と軌跡となって写っている国際宇宙ステーション)


■ほたる

星の観察がひと息ついたところで、ほたるが成育している田川の橋桁へ。乱舞・・・というにはほど遠い感じでしたが、数十匹のほたるが河川敷を明滅する様子は、なかなか良いものです。


星もほたるもじっくり楽しむことができました。

ほたるまつりの夜、国際宇宙ステーションが見えます

2007年06月22日 | 星空
23日ほたるまつりの夜、国際宇宙ステーション(ISS)の通過が見られます。
しかも、ほとんど天頂を通過するという好条件!

20時07分、北西の地平線から見え始め、天頂付近を通過後、
20時10分、南東の空低く、木星の左側で地球の影に入り、見えなくなります。

ドッキングしていたスペースシャトルは切り離されましたが、今回のミッションで新しい太陽電池パネルが取り付けられました。
明るく輝くと思います。

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ついでに、ハッブル宇宙望遠鏡の通過も見られます。
(下の図)
こちらは低空で、明るさも暗めのようですので見えるかどうか、です。
時間は20時20分頃(南西の空)から20時23分頃(南東の空、木星近く)
ぜひトライしてみましょう。




「塩尻東ほたるまつり」があります

2007年06月22日 | 自然
23日(土)、塩尻東ほたるまつりがあります。
会場は、塩尻東地区センター。アルプスワインさんの隣りです。

17時開会
18時から「ほたるの話」「星の話」
19時から「ほたる鑑賞」「星空散歩」

この地域、特にみどり湖直下の田川では、以前からほたるが多く生育していました。地元の皆さんの保護活動もあって、ほたるの数も次第に増え、また生育する地域も田川の下流に広がり、隣の四沢川にも生育するようになってきました。
昨年は、地区センター近くの田川・四沢川周辺で、ほたるの大出現があったそうです。
そこで今年、地域をあげて「ほたるまつり」を開催することになったようです。
このほたるまつり、辰野町のほたるまつりのような観光イベントにするのではなく、ほたるが生育する自然環境を守り育てていく大切さを知ってもらうために行なう・・・ということで、その趣旨に賛同し、ほたるの鑑賞と合わせて、星の鑑賞もしてもらおうと、一緒に協力することになりました。
金星、土星、木星、それに月齢8の月面も観察できます。


地上の光、空の光・・・。
明日は好天のようです!

一緒に楽しみましょう。


ラストチャンス6月21日のスペースシャトルとISS

2007年06月20日 | 星空
今夜20日の通過、ご覧になりましたか?

梅雨の晴れ間、天気予報に反して星空となりました。
ちょっと雲に阻まれましたが、スペースシャトルと国際宇宙ステーションの通過も見ることができました。
会議があって、某所の駐車場にて。うまく雲間を避けることができず、写真では隅に写りました。写真右側、電線ごしの光跡がそれです。(上にこと座が写っています)


21日は、スペースシャトルと国際宇宙ステーションがドッキングした状態での見える最後のチャンス。その後、シャトルは地球に帰還します。
冒頭の図は、その通過の様子。
時間は21時00分から21時03分頃です。
北西の空から高く昇り、天頂付近で地球の影に入り見えなくなります。

6月20日のスペースシャトル&ISS

2007年06月18日 | 星空
当夜は天候が悪くて残念でした。
次回の好条件、20日の予報を紹介します。
スペースシャトルと国際宇宙ステーションが通過する経路は図のとおりです。

時間は20時40分から43分。
その後地球の影に入り見えなくなります。

でも週間天気予報では、しばらく天候が悪い予報。
どうなるでしょうか?

♪ 細川順三フルートコンサート

2007年06月17日 | 音楽(コンサート)
再び中澤ホールへ

○日時 2007年6月17日 15時00分~16時50分
○会場 中澤ホール(上田市)
○演奏 細川順三(フルート)
    野間春美(ピアノ)
○プログラム
    ゴーベール ファンタジー
    ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
           シリンクス(フルート・ソロ)
    ピエルネ フルートとピアノのためのソナタ 作品36
    アルベニス タンゴ
    ポンセ エストレリータ
    ショパン ノクターン嬰ハ短調(遺作)
    山田耕作 この道
    滝廉太郎 花
    ドップラー ハンガリー田園幻想曲 作品26
 アンコール3曲

前回は3月17日、中澤ホールへは2回目の訪問。不慣れな上田の道路事情で、前回は開会2分前の到着だったのだが、今回は、市街地に入る道を一本手前に替えたところ、十分余裕を持って到着することができた。
会場には最新の「ぶらあぼ」誌が置いてあったので、1冊拝借。

50席限定の小ホール。会場への到着が早かったせいか、真近の席でじっくり堪能することができた。フルートの細川さんはNHK交響楽団のフルート奏者として活躍。野間さんは室内楽で活躍されている方。曲間に細川さんのトークで曲紹介がされながら進められた。
曲もフルートの名曲あり、フルートに合ったピアノ曲のアレンジあり・・・。前半の2曲は、偶然だったそうだが、作曲年は1910年前後のもの。当時のフランスの作曲家が使われていた上昇下降を繰り返す音形のメロディが多用されている。ピエルネのソナタはとても難曲。開会前付けていた冷房を演奏中止めていたせいか、会場がヒートアップして汗だくでこの難曲をこなしていたのがちょっと気の毒。後半から演奏中も冷房を付けていたのだが、空調の音でフルート特有の余韻がかき消されてしまった感じ。それでも、細川さん、絶妙なニュアンスを付けて、音楽の息づかいやニュアンスを醸し出してくれた。
満ち足りた気分。

休憩中、会場の様子を撮影。ご覧のように、壁面にはいろんな形のヴァイオリン(全てヴァイオリンではないかもしれないが)が飾ってあった。これを眺めているのも一興あり。


ミラフード館にて

2007年06月16日 | 星仲間
今夜はいこいの森天体観測ドームでの「四季の星空観察会」も開催されていたが、ミラフード館の当番のため、そちらの方に行ってきた。
聞いたところによると、いこいの森の方は10人くらいの参加者があったようだが、こちらはゼロ。その分、じっくりと観望できた。



当夜はとてもシーイングが良かった。



半月状の金星もご覧のとおり。



土星の撮影はとても難しいのでこの程度だが、実際は好シーイングのため
とても良く見えた。
ミラフード館は焦点距離6,000㎜の40センチカセグレン鏡だが、オルソ18mmを使って500倍(!)でも全く破綻ない星像だった。こんな好条件は初めて。



木星は、こちらの方向で気流が良くなかったのか、土星ほどよくは見えなかった。それでも、縞の濃淡がハッキリ。21時過ぎから衛星の経過が見えていた。