STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

M82銀河に出現した超新星

2014年01月25日 | 星空
おおぐま座のM82銀河に、明るい超新星が出現しました。



早速、いこいの森公園天体観測ドームで撮影してみました。
超新星は眼視でも良くわかります。
11等程度の明るさでしょうか。

この超新星、Ⅰa型というタイプで、理論上は8等台まで明るくなるそうですが、銀河の星間物質により、光が吸収されているようです。
現在が極大光度でしょうか。

機会ができましたら、追ってみようと思います。

天体観測講座

2014年01月07日 | 星仲間
長野県生涯学習推進センター主催の天体観測講座「冬のスターウォッチング」のサポーター役として参加しました。ここには、松本平最大の天体望遠鏡、50センチカセグレン反射望遠鏡があります。通常は、教職員の研修施設なので、関係者しか使うことができませんが、市民県民への施設開放として、この望遠鏡を使った観察会がこの講座です。
サポーター役の私たちは、施設の備品である8センチ、フローライト屈折望遠鏡を使い、参加者に対し天体を見せ、星のお話しをします。

1月開催というのは、今回が初めて。寒かったです。
サポーター役なので、常時望遠鏡についていなければならず、18時から20時の間自由参加なので、寒い中ちょっと大変でした。

天候下り坂でしたが、月、木星、すばる等見ていただき、それぞれ天体の姿に、多くの皆さんが感激されていました。

参加者の中で、「望遠鏡を買ってもらったけど、使いこなせない」ということで、自身の望遠鏡を持参された方(お母さんに連れて来られた小学生)がいました。
失礼ながら初心者には使いにくい入門機なので、ムリもなかったのですが、会場で組み立て、月を入れてみました。ファインダーも正確に合っていない状態でしたが、視野を振るうちに月の導入に成功!
「自分の望遠鏡で見ることができてかんげきだあ」
と喜んでいました。
使い方、導入のコツを覚えたらしく、引き続き、すばるの導入にも成功。楽しんだあと、望遠鏡を片付け、満足げに帰っていきました。
この小学生の今後が楽しみです。

この天体観測講座、何年も参加していますが、こういうことは初めてで、とても印象に残ったひとコマでした。





写真は、8センチ屈折の観察会場の様子と、その望遠鏡で撮影した当夜の月。