STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

M101銀河に接近するカタリナ彗星

2016年01月18日 | 星空
1枚目は、1月15日夜半のカタリナ彗星。


北斗七星に近い場所。彗星の位置が北寄りになって、以前より早い時間帯に見えるようになりました。
M101銀河とのランデブーが始まっています。
左側の光芒がM101銀河、右側がカタリナ彗星です。

2枚目は、1月16日夜半のカタリナ彗星。
M101銀河に最接近しました。


昨夜より空の透明度が落ちていたせいか、星の写り方が悪いですが、約2,200万光年彼方の銀河と、約1億km彼方の彗星との共演です。
奇しくも、当夜は彗星が地球に最も近づいた日。
太陽に最も接近したのは昨年11月で、だいぶ日が経っています。
これからは、急速に暗くなっていくかもしれません。

明け方、月と金星のランデブー(10月8日)

2015年10月09日 | 星空




10月9日明け方、月と金星のランデブーが見られました。
ほぼ月の直径分の距離まで近づいていました。
薄明が進み薄明るくなっても、ひときわ目立って輝いていました。

さらに地平線寄りには火星と木星がいました。
2枚目の写真。
90㎜レンズ(フルサイズ換算135㎜程度)の画角で、これらの星がちょうど納まりました。

金星と木星の最接近

2015年07月01日 | 星空




金星と木星の最接近の日。
昼間は雨が激しく降っており、今夜は望み薄と思っていたところ、夕方から雲の切れ間ができ始めました。天候回復とまではいきませんでしたが、わずかな時間帯、雲越しに金星と木星が最も接近した様子を見ることができました。

ボーグ76ED(f=500mm)にフジフィルムXT1を装着。
トリミング有

画角は月の大きさ+余白程度の範囲です。
最接近のこの時、20分角程度まで接近しており、約30分角の月の視直径に、このふたつの星が納まってしまいます。

このふたつの輝星が並んで見られる様子は、条件の良いものは数年に1度ありますが、これだけ狭い間隔で並ぶことはまれなことです。
少なくとも私は初めてみました。

2枚目、金星の形が分かります。

金星と木星の接近

2015年06月29日 | 星空




金星と木星の接近。
絶好の好天となりました。
薄暮の中で輝く二つの輝星…。

フジフィルムXT1
1枚目:18-55mm F=2.8-4.0 (32mm相当、トリミング無し)
2枚目:ボーグ55FL+0.85レデューサー(213mm相当、トリミング有)

2枚目には木星の衛星も見えます。

4月4日皆既月食

2015年04月04日 | 星空


皆既月食、悪天候に阻まれてしまいました。
山形村ミラフード館では、公民館主催の観察会に位置づけて観察会を行い、数十人の親子連れの方中心に来られました。
19時30分前後、一時的に晴れ間があり、運良く居合わせた親子が部分食を観察することができました。
写真はその時間帯に撮影したものです。
ミラフード館の40センチカセグレン鏡筒に同架した15センチ屈折に、持ち込んだボーグ55FLを、孫亀のごとく同架させ撮影しました。

ラヴジョイ彗星(1月7日)

2015年01月07日 | 星空


ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)。
満月が過ぎて月の出直前、ボーグ55FLにて撮影。
多少トリミングしてあります。

地平高度が上がり、見えやすくなってきました。
近くの恒星と比較すると、明るさは4等級前半のようです。

左の光跡は人工衛星でしょうか?
Heavens-Aboveで検察しましたが、該当する人工衛星は見当たりませんでした。

夕方西空に、水星と金星が・・・

2015年01月07日 | 星空


夕方西の空、日没直後、宵の明星金星と、東方最大離角を迎える水星が並んでいます。
ボーグ55FLによる撮影。
山の端、上の明るい星が金星、下の暗い星が彗星です。
これからさらに間隔を狭め、1月10日に最も近づきます。

肉眼では金星は楽に見えますが、彗星は薄明の明るさが残る低空、なかなか見えません。それでも金星と山の端との間の位置関係から注意深く見ると、水星も何となく見えてきました。