STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

♪ サロンコンサート 28th

2008年10月26日 | 音楽(コンサート)
○日時 2008年10月26日(日)14時00分~15時50分
○会場 市民タイムス塩尻ホール
○演奏 杉本 周介(チェンバロ)
○プログラム
    J.S.バッハ プレリュードとフーガBWV.998
    J.S.バッハ イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971
    J.S.バッハ フランス風序曲ロ短調BWV.831

会場はろうそくだけが灯され、こんな雰囲気で演奏されました。
以前、市内の某ワイン醸造所の蔵にて演奏されたそうです。
その時は、行かれませんでしたが、多分その時の雰囲気を・・・ということで演出されたのでしょう。
それは別にしても、チェンバロの響きと曲に、しっかり没頭できました。


いこいの森で・・・あれい状星雲

2008年10月21日 | 星空
先日、いこいの森天体観測ドームで撮影したなかから・・・。
以前も紹介したかもしれない、あれい状星雲です。

こぎつね座の惑星状星雲
鉄亜鈴にその形が似ていることから、あれい状星雲という愛称がある。
メシエ番号ではM27
明るさ7.6等で見かけ上も大きく、小口径の天体望遠鏡でも楽しめる対象です。

写真写りも良く、全体が緑色に見えます。
この色は、星雲が酸素の輝線スペクトルを放っているためだそうです。
この種の惑星状星雲、恒星の進化の途中、星の外層部がまわりの宇宙空間に放出されて広がりつつある姿だと言われています。

いこいの森で・・・はくちょう座カイ星

2008年10月19日 | 変光星
いこいの森公園天体観測ドームへ行ってきた。
よく晴れた日だったがこの季節としては空の透明度はいまひとつ。
それでも、ドームで眺める夜空は、低空はもやが多かったけれど、天頂付近はなかなか良い透明度で、はくちょう座付近の天の川がよく見えていた。

はくちょう座には、現在明るくなってきている長周期変光星がある。はくちょうの首元にあるカイ星。
407日の周期で、3等級から14等級まで、とてもダイナミックな幅で変光する星。極大期は、時によって3等台だったり5等台どまりだったりするが・・・。
このカイ星、現在4等半ばまで明るくなってきている。極大予報は10月下旬。もう少し明るくなるのだろうか。
天体観測ドームの31センチ直焦点で撮影。
晩期型の赤色巨星と言われており、写真でも赤みを帯びた星であることがわかる。

ハッブル宇宙望遠鏡の通過

2008年10月18日 | 星空
人工衛星が夜空を通過していく様子が見られるのは、けっこう頻繁にある。
特に国際宇宙ステーションの通過は、本体が大きいためかなり明るく輝く。その明るさは1等星の明るさを超え、0等~マイナス2等クラスの明るさに達する。
それでも、なかなか通過を見る機会に巡り会わないのだが、今夜は、ハッブル宇宙望遠鏡の通過があった。
ハッブル宇宙望遠鏡。地球大気の影響を受けない宇宙空間に天体望遠鏡を打ち上げ、地上の望遠鏡では撮影できないような鮮明な画像を捉えてきた。打ち上げから20年以上も経つので老朽化のため、現在は休止中。スペースシャトルによる修理も予定されているが、先日そのシャトル打ち上げが延期された。

それはともかく。
明るいステーションとは違い、赤道上の地球軌道を回っていることと、高度が高いため地上までの距離が遠く、通過の様子はあまり明るく見えない。およそ3等星くらいだ。
今夜通過の様子を写真に捉えた。

宵の明星

2008年10月18日 | 星空
宵の明星、金星が見えてきている。
ここしばらく好天の日が多くなってきたが、昼間晴れていても、日没とともに曇ってしまっていた。
今夜は、雲がなく、西空は夕焼け色に染まっていた。
日没後、17時30分過ぎから、南西の空低く、宵の明星が見えていた。
薄明が終わる頃には沈んでしまう低空だ。
これからしばらく年明けまで、さらに薄明時の高度を上げて、宵の明星の観察好期が続く。

鱗雲

2008年10月12日 | 気象
天気予報は「晴」の一文字。
でも午前中は雲行きがはっきりとせず、気温もあまり上がらなかった。
夕方には、見事な鱗雲に変身。

空一面に・・・。

四季の星空観察会(10月4日)

2008年10月05日 | 星仲間
今年の観察会、悪天候に悩まされましたが、久しぶりに良い天気でした。
当夜は、さそりに月齢5の月、いて座に木星と、観察対象はそろっていたのですが、いずれも低空でしたので、南の空に出ていた雲に阻まれていつも見えているという状況ではありませんでした。

好天だったせいか、20人ほどの参加者が来場。ほとんど子ども連れの親子でした。
ドームの31センチ鏡では、M13球状星団、M57リング状星雲、木星、M11散開星団、アルビレオ、M31アンドロメダ銀河を、この順で観察していただきました。
外にも双眼鏡を用意して、月、M17散光星雲、M31アンドロメダ銀河、h-χ二重星団をそれぞれ観察。透明度が上がってきた後半は、肉眼でも天の川が見えてきました。
時折、明るい流れ星が3個ほど確認。今は流星群の活動期ではないのですが・・・。

露が多く、カメラも結露のため撮った写真もフレアっぽくなってしまいました。

次回の四季の星空観察会は11月8日。
これが今年の最終回となります。