STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

平らな三日月

2009年01月28日 | 星空
夕空に三日月が戻ってきました。

「平らな三日月」ってご存知ですか。

夕方、西の空に見える三日月の傾きが時によって違うことはしばしば指摘されています。とくに、三日月が平らに近い状態(地平線に対して寝た状態)になると、見る人に一種独特の印象を与えるようで、古来より、天気占いや米相場の占い(すべて迷信ですが)に利用されています。
三日月の傾きには1年季節変化があります。平らに近い三日月が見られるのは春頃です。
見る土地の緯度による違いもあります。緯度の低い地方では、平らな三日月は珍しくありません。また、緯度の高い地方では、三日月はそもそも平らになりません。日本の中央あたりの緯度が、平らな三日月の伝承が生まれるには最適の土地であったことになると思います。
・・・とあるサイトからの情報から

写真は当夜…。
鉢伏山のなだらかな山腹の上に見られました!


2月と3月の三日月も平らに見られます。


昼間の金星

2009年01月17日 | 星空
よいの明星、金星が日没後見えている。
1月15日は金星の東方最大離角。太陽から最も東側に離れる日だった。
来月2月20日には金星は最大光輝となる。
現在でもマイナス4.5等とひときわ明るく輝いている。
明るさ的には昼間でも見える、とのことで、星仲間が集まった折、トライしてみた。
現在は太陽の東側、角度として45度程度離れている。離れている方向は、ほぼ天球上の黄道に沿っている。この時期、昼間で見えない星座を想定して、離れている方向に太陽から45度ほどの位置を探す。青空の中わかりにくいので、双眼鏡をたよりに探してみる。
“あった!”
青空にポツっと輝く光点。
肉眼でその方向を探してみると、なかなか見つからない。
そこで、近くの木の枝の先に見える位置に移動。
双眼鏡で、枝のこの先・・・っと位置を確認して、肉眼で確かめると。
“あった!”
青空に白く輝く光点が、肉眼でもわかった。

2月が最大光輝なので、肉眼で探して見えるチャンスはまだあります!

(写真は、日没後の金星)

世界天文年

2009年01月01日 | 星仲間
2009年は世界天文年です。
ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を使って夜空を眺めて、肉眼では分からなかった新しい発見をしてから、400年を記念するものです。

国際連合・ユネスコ・国際天文連合の議決を経て、世界100カ国以上で、様々な取り組みが計画されています。
日本では、世界天文年日本委員会が設立されて、国際企画を取り入れながら、日本独自の企画も計画されているそうです。

http://www.astronomy2009.jp/