STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

四季の星空観察会(6月27日)

2009年06月28日 | 星仲間
今年2回目となる、四季の星空観察会。
昼間は真夏日となったようで、この暑い陽気が夜まで残っていた。
天候下り坂で雲が厚くなり、月齢4.7の月がおぼろに見えていただけでした。
こうした中、33人の親子中心の来場があって、雲越しの月を見えた人も一部にとどまりました。

次回は来週、7月4日です。


(写真)
さて、ここ“いこいの森公園”の隣りは、田んぼが続いていますが、一段高い公園から田んぼを見下ろすと、ホタルの光がちらほら・・・。
ここで観察会を始めて4年ほど経ちますが、ホタルを見たのは初めてです。
ホタルの乱舞とまではいきませんが、結構の数がいそうです。
最近は、ホタルの成育に適した環境になってきたのでしょうか。

♪ 塩尻市制施行50周年記念 新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会

2009年06月27日 | 音楽(コンサート)
○日時 2009年6月27日(土) 16時~17時50分
○会場 塩尻市文化会館(レザンホール)大ホール
○演奏 新日本フィルハーモニー交響楽団
    指揮・ピアノ 迫 昭嘉
○プログラム
    モーツアルト フィガロの乾坤序曲K492
    モーツアルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467
    ドヴォルジャーク 交響曲第9番作品95「新世界より」
 アンコール ドヴォルジャーク スラヴ舞曲より

今年は塩尻市が発足して50年目。それを記念する催しのひとつ。
チケットの売れ行きが悪いような話を聞いていて心配していたが、客席は約8割ほどの入り。
その原因を考えてみたのだが・・・。
・指揮者(兼ピアニスト)に知名度がない
・16時開会は中途半端(この日、ほかの行事に時間が重なり行けないという声も聞いていた)
・意外と名曲路線は敬遠される

それはどうでも良いこと。

演奏はまあまあかな、と言ったところ。
はじめのモーツアルト2曲は、ちょっと冴えなかった。
フィガロは、歯切れがなく、ピアノ協奏曲は、うまいピアノだけど、ニュアンスに乏しい。
新世界は、もともと良く鳴るようオーケストレーションされている曲なので、聴き応えある。第2楽章、家路のメロディで有名だが、この楽章の最後の方、もう一度イングリッシュホルンによる家路のメロディが戻ってきて、時折休止をしながら室内楽的に進む部分は、なかなか良かった。

オケは、木管パートを中心になかなかうまい。

写真は、ホール楽屋口につけていた新日本フィルのトラック。サイドにこんな絵柄(写真)が書かれていました。


塩尻東地区ほたるまつり

2009年06月20日 | 自然
今年で3回目となる、塩尻東地区ほたるまつりが開催された。

塩尻市のみどり湖直下に田川の源がある。
以前から、ここはほたるの成育地域で、地元の方が中心にその保護が続けられてきた。そうした甲斐あって、ほたるの生育域が田川の下流や隣りの四沢川にも広がりはじめ、塩尻東地区全域で“ほたるの飛び交う美しい自然をずっと守っていきたい”というコンセプトでほたるまつりが開催されるようになった。

ほたるの光は、人工の光を嫌う。照明があたるとほたるは光ることを止めてしまう。
これは、人工の光が夜空を犯して星が見えにくくなることにも共通すると思う。

塩尻東地区のほたるまつりでは、そうした点も考慮して、ほたると星の本の展示を図書館が企画し、星の話と観察を塩尻星の会が受け持つ催しを入れている。

残念ながら星の方は、天候下り坂の状況下で観察はできなかった。
肝心のほたるは、成育が遅れ個数は少なかったものの、淡いその光をいくつか見ることができた。

美しい自然をいつまでも・・・

写真はオープニングイベントの様子。

♪ 波多野睦美&つのだたかし リュートソングコンサート

2009年06月19日 | 音楽(コンサート)
透明・繊細な歌…

○日時 2009年6月19日(金) 19:05~21:05
○会場 松本市音楽文化ホール
○演奏 波多野睦美(メゾソプラノ)
    つのだたかし(リュート)
○プログラム
    ジョン・ダウランドのリュートソングⅠ (4曲)
    イギリスのフォークソング (4曲)
    ジョン・ダウランドのリュートソングⅡ (4曲)
    イタリア・バロックの歌(5曲)とリュートソロ (4曲) 
アンコール3曲

イギリスのルネサンス期のリュート奏者、作曲者のジョン・ダウランドの歌曲を中心にしたプログラム。波多野さんによる曲や歌詞の意味を紹介しながらのトークを交えてのコンサート。ダウランドの曲、CDではよく聴いていたのだが、生では初めて。この音文ホールの響きにぴったり!ホールの高い天井に昇っていき、溶けて消えていく様子が眼で見えるようだ。心が浄化される感じ。
良いひとときをおくることができた。

ロビーではCD販売もあり2枚ほど購入。終了後のサイン会にも並んでしまった・・・
それぞれ、良い記念になりそう。


高ボッチのレンゲツツジ

2009年06月13日 | 風景
高ボッチ高原へ行ってきた。
入梅も中休み、それでも雷注意報がでていたのだが、ふもとから見える高ボッチは雲がかかることもなく、すっきりと見えていたので出かけてみた。

6月この頃、高ボッチではレンゲツツジが咲き乱れ、山肌を朱色に染める・・・と言われている。
先週“咲き始め”の報を聞いていたので、そろそろ満開かと思い出かけてみたのがだ、以前と比べて花数が少ないですね。何年か前には、本当に山肌を朱に染めたような見事な咲きっぷりに出会ったことがあったので、とても残念でした。

写真は、諏訪湖を望む丘から・・・




戦争レクイエム

2009年06月03日 | 音楽(CD)
久しぶりにCDを買った。
ベンジャミン・ブリテンの戦争レクイエム。
そう、今年のサイトウ・キネン・フェスティバルの演目のひとつ。

買ったのは、作曲者自演のもの。
歌手は、ロストロポーヴィッチ氏の夫人、ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、ピアーズ(テノール)、フィッシャー・ディースカウ(バリトン)。
3団体の合唱団と作曲者自身の指揮によるロンドン交響楽団による演奏。1962年の初演では、ピアーズとディースカウも共演している。この録音は翌1963年のもの。

CDのブックレットと、サイトウ・キネン・フェスティバルのHPから公演プログラムのページから・・・。
レクイエムというラテン語による典礼文と、イギリスの詩人W. オーウェンの反戦詩とを組み合わせた特別な構成の曲。オーケストラと合唱団、ソプラノがレクイエムを、室内楽とテノール、バリトンがオーウェンの詩を歌う。このテノールとバリトンは敵対する2人の兵士で、テノールが米英仏側を代表するイギリスの兵士で、バリトンがドイツの兵士、つまり独伊日側を代表しています。
第2次世界大戦のドイツ空軍による空襲でイギリス、コベントリーの大聖堂も破壊されてしまった。1962年、新しい大聖堂の献堂式で演奏される曲をブリテンに委嘱され作曲された作品。第2次世界大戦の犠牲者への追悼と平和希求を表現した大作。

ここで引用しませんが、フェスティバルのHPには、小沢征爾氏による、戦争レクイエムに関するコメントが書かれています。大変興味深い内容です。

この曲に興味を持ったのは、このコメントを読んでから・・・。
30日発売のフェスティバルのチケットも、戦争レクイエム公演の初日をとることができました。
このCDも聴いて、フェスティバルに備えて、さらなる平和希求も考えたいと思います。