STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

四季の星空観察会(5月22日)

2010年05月22日 | 星仲間
ようやく春らしくなってきました。
すでに初夏のような陽気の日もあります。
先月プレ観察会があった、いこいの森公園天体観測ドーム。
今年初めての四季の星空観察会がありました。
天候下り坂の予報どおり、雲に覆われた空は、おぼろな上弦の月がかすかに見えるだけでした。そうした中、17人の方が見に来ていただきました。
おぼろで形もわからないような月と、メンバーが作成したダミーの木星を公園はずれの木に取り付けて見てもらいました。
そのような状況でも、あきらめずなかなかお帰りになりません。星の図鑑を持参して質問されたり、ご自分の天体望遠鏡を持参されて使い方を質問されたり・・・。天候のわりに、充実した観察会になりました。

次回は6月5日になります。


金星と月の接近

2010年05月16日 | 星空
日没後の西の空に、誰もが目引く金星と月齢2の月が接近している情景が観察できました。
東南アジアでは、月の背後に金星が隠される金星蝕となったそうです。日本でもきわめて近い接近でした。また月の真上に金星が配置される位置関係で、なかなか絵になる情景でした。近年起こった月と惑星、または惑星同士の接近の中でも、屈指の美しさではなかったでしょうか。
しばし薄明が暮れるまで見入ってしまいました。



国際宇宙ステーションとスペースシャトルの通過(5月16日)

2010年05月16日 | 星空
昨日打ち上げられたスペースシャトル「アトランティス」。
国際宇宙ステーションへのドッキングを間近にして、本日19時40分頃、日本上空の通過が見られました。北の空。北西から東の空に向って通過。両者が約10度ほどの距離で並走している珍しい情景が見られました。
(明るい光跡が先行する国際宇宙ステーション、暗い方の光跡がスペースシャトル。背景はうしかい座)
アトランティスは、今回のフライトを最後に退役されるとのことです。

♪ アンサンブルセバスチャン 室内楽コンサート2010

2010年05月15日 | 音楽(コンサート)
○日時 20010年5月15日(土) 14時00分~16時15分
○会場 塩尻市文化会館・レザンホール中ホール
○演奏 アンサンブルセバスチャン
    指揮:山田哲男
    コンミス:平波智映
    フルート:居石ひとみ、丸山貴菜
    ヴァイオリン:平波智映、平波華映
    ピアノ:木内栄、塚本敦子
○プログラム(曲目)
    ヴィヴァルディ:2本のフルートのための協奏曲ハ長調RV533
    J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲二短調BWV1043
    モーツアルト:2台のピアノのための協奏曲第10番変ホ長調K365
    モーツアルト:交響曲第40番ト短調K550
 アンコール
    モーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」から「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
    モーツアルト:アヴェヴェルム・コルプス

アンサンブルセバスチャンが結成されて3年目のコンサート。年1回ずつこの時期に行われています。昨年は都合で聴くことができませんでしたので、初回の一昨年以来となります。
子ども連れで会場に行ったので、親子室へ。マイクで拾った音ですが、それなりに臨場感はあります。後半の40番は、客席で聴きました。
最初の3曲は、2本(2台)のソロ楽器の協奏曲を並べた珍しいプログラムでした。
演奏の方・・・音楽の完成度は初回とは比べ物にならないほどでした。40番の疾風怒濤の感情が聴かれました。最終楽章のラストもしっかりと決まり、清々しさも感じられるくらいです。
アンコールはプログラムにはない歌手を交えて、モーツアルトの声楽曲という意表を付いた選曲。
演奏レベルもぐっと上がり、今後も楽しみです。

天体観測講座 春の星空観察会

2010年05月13日 | 星仲間
長野県総合教育センターで、「大望遠鏡で土星の輪や赤く輝く火星を見よう」と題して天体観察会が行われました。
最近は春と秋に、天体観測講座として8センチ屈折望遠鏡の組み立てや天体の導入、そして大望遠鏡(松本平最大の50センチ反射望遠鏡)による天体観察を行っていたのですが、今年の春の部は、自由参加の一般的な観察会として行われました。当初5月10日か、11日のいずれかという設定で計画されましたが、両日とも天候が悪く13日に延期されたものです。
30人ほどの親子や家族連れの方々が見に来られました。
この春再び・・・の寒気。雲は多かったものの透明度が良く晴れわたりました。
西に高くなってきた金星、かに座からはずれてきた赤い火星、しし座とおとめ座の間にある土星をはじめ、プレセペ星団やコル・カロリなどを観察しました。
日没が遅いこの時期、19時開会時にはまだ薄明るかったのですが、次第に土星や火星も見え始め、雲も少なくなって絶好の観察日となりました。
申し込まれた方たちと一緒に、しばらくぶりに、楽しみながらの星見をすることができました。気分のリフレッシュ!



光害調査(5月7日)

2010年05月07日 | 星仲間
2日から始まった塩尻星の会による光害調査。
GW中、天候が良かったものの薄曇りの日が多く、なかなか調査ができませんでした。
天候が崩れた本日、日没後から急速に晴れわたり、実質初めての調査となりました。
先に書いたとおり、前半は16日までの調査期間。時間は21時から22時までの間に行うと申し合わせています。
本日は、
・リバーサイドパーク堅石
・信州スカイパーク、ファミリースポーツゾーン
・岩垂原
・奈良井川ライスセンター
・広丘小学校
以上、5ヶ所で行いました。
昼間雨に洗われた空がクッキリ、透明度も良く美しい星空でした。

途中、松本方面の夜景とその上空にある雲が照らされている様子を写真に撮りました。
本来夜、雲は真っ暗に見えるはずなのですが、地上の光が夜空に漏れて雲を照らし白く見えています。夜空の明るさ・・・普段気づかないのですが、このように雲に照らされるとわかりますね。SQMでは、目に見えない夜空の明るさを測ってくれます。



光害調査始まりました

2010年05月03日 | 星仲間
今年も塩尻星の会による光害調査が始まりました。
前半が5月2日から16日まで行われます。
2004年にSQMによる調査に切り替えて7年目。これまで蓄積してきた調査ポイント89ヶ所を行っていくもので、既に初日の2日にはほかのメンバーにより20数ヶ所行っていただきました。今夜は、薄曇りでデータとしては使えないかもしれませんが、3ヶ所ほど行ってみました。
写真のように、SQMをセンサー部分を夜空に向けてスイッチを押すと、数秒後には夜空の1平方秒あたりの等級が測定されます。デモで撮影した写真は、1平方秒あたり14.57等を示しています。塩尻の夜空なら、市街地周辺部で18等~19等程度になります。市街光など、周辺環境によりその場所の明るさを測定されます。
塩尻の夜空の明るさを気にしながら調査をすすめ、そのデータを蓄積し考察した結果が出るのが楽しみです。

GW 群馬県側からの浅間山

2010年05月02日 | 旅行・文化
軽井沢おもちゃ王国に行ってきました。
群馬県嬬恋村、鬼押出ハイウエイの近くにあります。
GW中でしたが、途中多少の混雑はあったもののスムーズに行けました。
天網も良く、紫外線の強さを感じる日差しが差し込みましたが、時折曇ると、浅間山から吹き降ろす風がまだ冷たいです。
大観覧車ごしに見えた浅間山。