さよなら、オリオン座

好天続きですが、さすがに空の透明度は低下しています。
すばるに接近した東方最大離角の水星を狙いましたが、昨夜以上に写りが悪かったので、対象を替えました。少し左手に見える冬の大三角形。
薄明の中で、沈みつつあるオリオン座です。

4月最後の夜。さよならオリオン座。
次のシーズンまで見納めです。

天体観測ドームのメンテナンス

連休前に・・・ということで、いこいの森公園にある天体観測ドームのメンテナンスを行いました。
５月から始まる「四季の星空観察会」に備えるためです。
このドームにある望遠鏡、冬季も星仲間により使用されていましたが、一般向けの観察会としては昨年11月以来中断されていたものです。
ドーム内部の清掃、望遠鏡の清掃を行いました。
これで今年の「四季の星空観察会」を迎えられます！

観察会初日は、５月２３日（土）です！

写真は、メンテナンス当日夜の様子。（背景にぎょしゃ座）

本日の水星（4月29日）

しばらく好天続きのようですね。
日没後の西空で、東方最大離角を迎えた水星をねらいました。
かえって、大気がよどんで、透明度が落ちたようです。
すばるには、さらに接近して見えていました。

月とすばると水星の接近

月とすばると水星の接近している。月齢２となって高度を上げた月。美しい薄明の中、肉眼でも水星がはっきりと見える。
水星の上にはすばる星団。肉眼ではよく見えなかったが、写真でははっきりと捉えることができた。
東方最大離角翌日の水星。まだまだ十分な高度を保ち、しばらく楽しめそうだ。

信州スカイパークの菜の花

桜の花も散りましたが、これから様々な花が咲く季節となりました。
信州スカイパークでは菜の花が咲き始めています。
まだ花は少ないですがこれから楽しみです。

月齢１．３の月と水星の東方最大離角

２５日からの雨が残り、ぐずついた天候。
夕方から晴れ間が広がってきた。
２６日は、水星の東方最大離角の日。
水星が、夕方西の空で見やすくなる東方最大離角は、4月から6月にかけての最大離角の時に、地平高度が高くなるため観察しやすい。

平らな三日月と、左上にポツッと輝く水星。
明日２７日には、水星の上に月が来て並んで見えます。

桜と連翹と青空と・・・

信州スカイパーク、花のプロムナードゾーンで。
滑走路側の遊歩道を行くと、連翹（れんぎょう）という黄色い花が咲いていました。
桜の花と連翹と青空と、コントラストが見事でした。

塩尻の桜

ずっと好天続きで、気温もぐっと上がり、11日は一気に桜が開花しました。
ちょっとあちこち出かけて桜巡りをしました。

■塩尻市役所前
見事な枝ぶりのしだれ桜です。
大勢の人が見物に来ていました。
市役所を背にして見た方が形は良いですが、今年はライトアップ用？の電線が通っていて邪魔でしたので、こちら側から撮影しました。木の高さが感じられます。


■レザンホール前の桜
ソメイヨシノでしょうか。市役所北側とレザンホール、総合文化センターの間にあります。出店が出ていて賑わっていました。


■東漸寺の桜
やや小ぶりですが、枝ぶりは良い形で見事です。
お寺の赤いのぼり旗が印象的。


■福聚寺の桜
東漸寺の近くにあります。しだれとソメイヨシノ、それぞれの巨木があります。市役所のしだれと比べても遜色ありません。花のついた枝の先端が地面につくほどです。洗馬地区にあり、山に近いせいか開花の状況はこれからのようです。


■信州スカイパークの桜
公園の一角、花のプロムナードゾーンという区域にあります。このゾーンだけで100本以上の桜の木があるそうです。風が強い場所で、そのせいか同じ木でも開花している枝とまだこれからの枝がありました。


一気に開花しました。
長く花が保てば良いですね。

♪ わさびの花の咲く頃 安曇野に響くバロック音楽 ～フランス宮廷の調べ～

典雅なひびき…

○日時　２００９年４月４日（土）　１５：００～１６：４５
○会場　安曇野コンサートホール
○演奏　塩嶋達美（フラウト・トラベルソ）
　　　　品川聖（ヴィオラ・ダ・ガンバ）
　　　　岡田龍之介（チェンバロ）
○プログラム
　　　　ルクレール　トリオニ長調
　　　　クープラン　クラヴサン曲集より４曲
　　　　ブラヴェ　　ソナタニ短調　作品２－２
　　　　クープラン　恋のうぐいす
　　　　ランベール　楽しもう、休憩を
　　　　クープラン　酒場のミュゼット
　　　　ドゥマシ　　組曲第４番ト長調より
　　　　ラモー　　　コンセールによるクラヴサン曲集第４番　変ロ長調
　アンコール２曲

１７世紀から１８世紀にかけてのフランス・バロック音楽を集めたコンサート。フラウト・トラベルソ、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブルという珍しい内容でした。もともと大きな音や表現の幅を利かせる楽器ではないため、この会場のような数十人規模のホールで演奏するのがピッタリです。久しぶりのコンサートであったため、古楽の典雅で豊かな響きに身をゆだねることができ、身も心もリフレッシュできました。
出演者とゆかりのある、古楽情報誌「アントレ」の方も来られていて、雑誌の表紙画として使われていたテンペラ画の絵葉書や、アントレ企画のCDなど販売していました。早速、絵葉書２枚と岡田さんのチェンバロ演奏のCDを入手しておきました。本日の余韻が消えないうちに聴いてみたいと思います。

国際宇宙ステーションの通過（4月3日）

天頂付近を通過するという好条件。
天候も「晴れ」予報だったのだが、思いのほか雲が多く残念な天候だった。
明るく見られる通過予報でも、この雲では果たして見えるか？
幸いに雲はところどころ切れていて、部分的ではあったが見ることができた。
天頂付近には上弦すぎの月が輝き、その月を掠めるように北西から南東へ動いていく。
ちょうど、月を過ぎて行ったあたりから雲が切れていて、写真ではその付近の動いている様子を捉えることができた。
雲がない夜空だったら、さぞかし勇壮だったろうに。